函館スプリントSを勝つための5つの条件に、セイウンコウセイは…
いよいよ夏競馬、函館開催がスタート。その先陣を切る函館スプリントSだが、今年は高松宮記念を制した春のスプリント王セイウンコウセイが参戦。いきなりの熱戦が期待される。
馬券の中心は4歳馬
2012年から開催時期が繰り上がったことでステップの内容も微妙に変化してきた。
前走レース別成績(過去10年)
CBC賞〔2.2.2.14〕
高松宮記念〔2.2.0.10〕
NHKマイルC〔1.1.1.9〕
京王杯SC〔1.0.1.6〕
桜花賞〔1.0.0.2〕
上記のうち、CBC賞は日程が入れ替わったため参考外。前走のクラス別成績では、前走・OP特別組が〔1.3.2.55〕なのに対して、前走・重賞組が〔8.6.7.52〕と優勢。また、年齢別の成績にも特徴がある。
年齢別成績(過去10年)
3歳〔2.3.2.17〕
4歳〔2.2.3.7〕
5歳〔3.1.2.38〕
6歳〔2.3.3.24〕
7歳以上〔1.1.0.32〕
4歳馬が連対率28.6%、複勝率50.0%と優秀な成績。これに続くのが古馬との対戦が始まって間もない3歳勢で、連対率は20.8%、複勝率は29.2%である。ただし、5~6歳馬も馬券対象にはなっており、年齢だけで割り引くのは危険。
セイウンコウセイの信頼度は?
当レースの勝ち馬のポイントは以下に挙げた5つ。
勝ち馬のポイント(過去10年)
- 重賞3着以内の実績(10頭中9頭)
- OP以上で1着経験(10頭中9頭)
- 1200mでの3着内率が50%以上(10頭中9頭)
- 1400mでも1着経験(10頭中8頭)
- 京都・阪神で1着経験(10頭中9頭)
これらのポイントを全てクリアしたのはセイウンコウセイとシュウジの2頭だけ。前走の高松宮記念で3着以内に入っていた馬は過去10年で〔1.2.0.1〕と、サンプル自体は少ないものの信頼度は十分。ここは素直にセイウンコウセイを◎としたい。
![セイウンコウセイ](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2017/03/f8aca275b4e0981aca604c0c93427059-640x451.jpg)
勝ち馬の条件を全てクリアしたセイウンコウセイ(赤帽)(撮影:日刊ゲンダイ)
侮れない3歳勢
過去10年で馬券に絡んだ3歳馬は7頭。このうち6頭には1200mで1着経験があり、例外の1頭は1200mで1戦して3着。また、1400mでの重賞勝ちがあった。7頭中5頭には重賞3着以内の実績もあり、こちらも重視したいポイント。
レヴァンテライオンは昨夏、ここ函館で新馬~函館2歳Sを連勝。その後は距離延長を試みたがパッとした成績は残せなかった。昨夏以来となる1200m戦、それも函館2歳Sがレースレコードだったことを考えれば、一変しても驚けない。
ジューヌエコールは今回が初の1200m戦。前述の1200m実績はないが、例外の馬と同じく重賞勝ちの実績がある。また、安田隆行厩舎は函館の芝1200mに滅法強く、過去5年で〔4.4.1.4〕、複勝率は69.2%を誇る。こちらも押さえておきたい1頭だ。
北海道で輝く岩田康Jの手腕
もう1頭、押さえておきたいのが岩田康Jが騎乗するブランボヌール。函館芝1200mの過去5年、岩田康Jは〔20.19.18.65〕でトップの成績。勝率16.4%、連対率32.0%、複勝率46.7%は50回以上の騎乗機会があった騎手の中でもトップ。昨年は重賞勝ちのなかった岩田康Jだが、今年は3勝。それも全て牝馬でのものだけに、ここも期待してみたい。
結論
◎セイウンコウセイ
○シュウジ
△レヴァンテライオン
△ジューヌエコール
△ブランボヌール
馬場TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_12_184x184.jpg)
7/27(土)新潟1R
払戻金 92万5000円
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土屋(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_48_184x184.jpg)
7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
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菅TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_19_184x184.jpg)
7/20(土)福島11R
払戻金 41万4000円
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