粗削りデビューV 名牝の息子トゥザフロンティアに★7つ
父ロードカナロアで新境地開拓 トゥザフロンティア
7/22(土) 中京5R 2歳新馬 芝1600m
トゥザフロンティア 牡 馬体重:482kg
★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
騎手:ホワイト 厩舎:(栗) 池江寿
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム
父:ロードカナロア
母:トゥザヴィクトリー(サンデーサイレンス)
名牝トゥザヴィクトリーの息子という話題性に加えて、追切りの動きも抜群とくれば単勝1.5倍の支持も当然と言えば当然。レースでは大外枠から好スタートを決めて好位~中団の外へ進めたが、問題は直線で追い出してから。反応自体も鈍かったが、それ以上に内にもたれるのが目に付いた。それでも2着馬と馬体を併せると、素晴らしいキレ味を発揮。能力の片鱗を見せた勝ちっぷりだったが、まだまだ課題も多い、そんなデビュー戦だった。
![トゥザフロンティア](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2017/07/2bd6a31751d32f8ba6e845ab92ca2782-640x455.jpg)
幼さを見せながらもデビュー戦を制したトゥザフロンティア(桃帽)(撮影:日刊ゲンダイ)
馬体診断
パドックでは気性面の幼さを見せてフワフワしていたが、それがレースでも出てしまった様子。この辺りは実戦を経験したことでの変わり身に期待したい。馬体面はこの血統らしい見栄えの良さに加えて仕上がりも良く映った。特に前躯・胸前の造りなどは父ロードカナロアらしさが遺伝しているのだろう。まだ成長の余地を残すものの、距離の融通は利きそうなタイプでもある。
血統診断
母トゥザヴィクトリーはGI勝ちこそエリザベス女王杯のみだが、ドバイWC2着や有馬記念3着などの実績もある名牝。繁殖牝馬としても優秀で、重賞5勝のトゥザグローリー、皐月賞・有馬記念で2着に入ったトゥザワールド、今年の中山牝馬Sを制したトーセンビクトリーなどを産んでいる。本馬はキングカメハメハを父に持つ兄姉馬とは違い、父がキングカメハメハ産駒のロードカナロア。兄姉よりも完成する時期は遅い可能性もあるが、マイル前後に対応できる瞬発力が強調された格好。
馬券の狙い目→大舞台での活躍を期待するのは古馬になってからか。兄姉馬が活躍した中山コース、本馬ならマイル戦が狙い目のひとつ。
土屋(競友)
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7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
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菅TM
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7/20(土)福島11R
払戻金 41万4000円
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前田(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_37_184x184.jpg)
6/22(土)東京11R
払戻金 77万1270円
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