1番人気が11連敗中の小倉記念 データ班は5頭をピックアップ

重賞データ攻略
小倉記念

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 昨年は12頭立ての11番人気クランモンタナが勝利。過去10年で1番人気は勝ち星ゼロという波乱のレース、小倉記念。今年も見るからに妖しいメンバーだが、データで浮上したのは…。

1番人気は勝ち星ゼロだが…

 サマーシリーズ第2戦の函館記念が5→14→7番人気で決まったが、第3戦・小倉記念も一筋縄ではいかないレース。まずは人気別成績から。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔0.3.2.5〕
2番人気〔1.1.1.7〕
3番人気〔3.0.1.6〕
4~5番人気〔1.3.0.16〕
6~9番人気〔3.2.4.31〕
10番人気以下〔2.1.2.55〕

 1番人気馬の勝ち星はゼロとはいえ、その半数が馬券に絡んでおり、全くのノーマークは危険。そもそもの人気が読みづらいレースではあるが、どの人気帯からも満遍なく好走していることは頭に入れておきたい。

斤量増の馬には要注意

 次に斤量別の成績だが、こちらもそれほど偏りがない結果に。

斤量別成績(過去10年)
51キロ以下〔0.0.0.9〕
52キロ〔0.0.2.10〕
53キロ〔2.1.2.20〕
54キロ〔1.2.0.13〕
55キロ〔3.1.1.28〕
56キロ〔2.4.0.18〕
57キロ〔2.2.2.15〕
57.5キロ以上〔0.0.3.7〕
斤量増〔1.1.3.9〕
増減なし〔3.6.2.59〕
斤量減〔6.3.5.52〕

 極端に重い馬、軽い馬は3着候補まで。基本的には53キロ~57キロの馬を中心に馬券を組み立てていくのがベターか。ただし、気を付けたいのは前走からの斤量増で臨む馬。馬券に絡んだ5頭は全て「前走1着馬」。今年は当レース2年連続2着のベルーフが斤量増で臨むが、前走11着では割引きが必要だろう。

実績面で問われるのは…

 過去10年の好走馬について掘り下げると、実績面で必要なのは以下の3点。

小倉記念1~3着馬のポイント(過去10年)

  • 重賞3着以内(30頭中24頭)
  • 芝2000mで連対実績(30頭中26頭)
  • 小倉の芝レースで1着経験(30頭中15頭)→小倉の芝レースに出走経験があったのは18頭、連対実績なら18頭中17頭が該当

 小倉の芝実績に関しては連対までを許すと、3つのポイントを全てクリアしたのはクランモンタナケイティープライドフェルメッツァベルーフの4頭。このうちベルーフは前段で割り引いており、ケイティープライドは52キロとハンデが軽すぎるので3着候補まで。

クランモンタナ

連覇を目指すクランモンタナ(赤帽)(撮影:日刊ゲンダイ)

近走の人気に注目

 近5年では昨年こそ馬連万馬券となったが、その他の4年間は馬連が1000~2000円台と大きく荒れてはいない。その近5年の連対馬10頭中8頭は「近5走以内に1600万以上のレースで3番人気以内」に支持されていた。昨年の勝ち馬クランモンタナは全くの例外だが、もう1頭の例外である2013年2着ラブリーデイは3走前にGIIIで4番人気があった。

 この点を踏まえて、前述のポイントで減点が少なかった馬となると、重賞実績でマイナスだったストロングタイタン、小倉実績でマイナスだったバンドワゴンといった人気所が浮上する。こちらも押さえておきたい。

結論

クランモンタナ
フェルメッツァ
ストロングタイタン
バンドワゴン
ケイティープライド

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