フルゲート18頭の小倉2歳S 攻略のポイントは走破タイム
昨年のこのレースを6馬身差圧勝したレーヌミノルが今春の桜花賞を制覇。ここでの勝ちっぷり次第では今後が楽しみになる一戦、今年も目が離せなさそうだ。
上位人気馬は比較的堅実
3年前は15番人気のオーミアリスが勝って単勝配当は12020円と波乱になったが、2~3着には1~2番人気が入っており、上位人気馬は安定して好走する傾向にある。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔3.3.2.2〕
2番人気〔4.1.1.4〕
3~4番人気〔1.0.3.16〕
5~9番人気〔1.4.3.41〕
10番人気以下〔1.1.1.57〕
一方、臨戦過程については新馬・未勝利・OP特別の3路線がどれも遜色のないバランスであるのも特徴。
前走レース別成績(過去10年)
新馬〔4.5.5.51〕
未勝利〔3.2.1.38〕
OP特別〔3.3.4.29〕
前走で小倉の芝1200mを走っていた馬となると、〔7.8.7.89〕で馬券に絡んだ30頭中22頭までが該当。今年も出走メンバーの大半がこのパターンだけに、まずはここから検討していきたい。
走破タイムも重要なポイント
今回、重要視したのが前走・小倉芝1200m組の走破タイム。重馬場の2鞍を除くと、20頭全馬が「1.10.0」以下の走破時計だった。最低ラインはここだろう。また、半数を超える11頭が「1.09.1」以下で走っており、希望を言えば1分9秒台前半で走っていたい。今年のメンバーでは以下の馬達が候補に挙がる。
モズスーパーフレア 1.08.5 前走・新馬戦1番人気1着(0.1秒差)
バーニングペスカ 1.08.7 前走・新馬戦2番人気1着(0.0秒差)
ペイシャルアス 1.08.7 前走・未勝利戦1番人気1着(0.5秒差)
アサクサゲンキ 1.08.8 前走・未勝利戦1番人気1着(0.7秒差)
タイセイソニック 1.09.5 前走・未勝利戦1番人気1着(0.1秒差)
ナムラアッパレ 1.09.5 前走・未勝利戦3番人気1着(0.1秒差)
前走が新馬戦もしくは未勝利戦だった馬のポイントとなるのは着差と人気。具体的には以下の通り。
新馬&未勝利戦組の前走着差別成績(過去10年)
0.0秒差〔1.1.0.12〕
0.1~0.2秒差〔0.1.2.39〕
0.3~0.5秒差〔3.2.3.22〕
0.6秒差以上〔3.3.1.16〕
新馬&未勝利戦組の前走人気別成績(過去10年)
1番人気〔5.6.4.33〕
2番人気〔0.0.0.24〕
3~4番人気〔2.1.2.18〕
5番人気以下〔0.0.0.14〕
前走は出来れば1番人気、最低でも3~4番人気まで。また、着差は0.3秒以上あった方が好走率は高い。また、枠順も馬券的には大事なポイントで、1~4枠〔7.3.6.51〕、7~8枠〔3.6.3.31〕に対して、5~6枠が〔0.1.1.38〕。真ん中やや外目は揉まれやすいのか、5~6枠は1番人気2頭、3番人気5頭すべてが馬券圏外に沈んでいるだけに、割り引いて考えたい。
以上のことを踏まえると、軸にはペイシャルアスとアサクサゲンキ。どちらも1分8秒台の速い持ち時計に加えて、前走の未勝利戦を1番人気に応えて後続を突き放している。
他路線から押さえるなら…
ここまでは前走が小倉芝1200mの新馬・未勝利組について検討してきたが、その他で押さえるなら、前走のフェニックス賞(OP特別)で3着だったアイアンクロー。走破時計こそ1.09.8と遅いが、データ的には拾える要素は十分。
前走・OP特別組は過去10年で〔3.3.4.29〕というのは前述の通りだが、そのうち前走3着以内に限れば〔3.3.4.15〕、さらに前走1番人気なら〔2.1.2.3〕と高い好走率。鞍上の浜中Jは当レースの過去10年で〔4.0.0.3〕と抜群の相性を誇っているのも頼もしい。
結論
軸
ペイシャルアス
アサクサゲンキ
相手
モズスーパーフレア
バーニングペスカ
タイセイソニック
ナムラアッパレ
アイアンクロー
久光TM
凱旋門賞(GI)
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土屋(競友)
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