ダート強豪への登竜門みやこS データ班は有力2頭から堅実に
今年で8回目とまだ歴史は浅いが、初代王者トランセンドを始め、数多の強豪達を生み出してきた登竜門でもあるみやこS。今年はレパードSの上位3頭が揃い踏みと、早くも世代交代の風が吹くか?
4歳馬優勢も今年は不在!
賞金が潤沢にある強豪達はJBC競走へ向かうケースが多く、ここは比較的フレッシュなメンバー構成になることが多い。特に4歳馬は賞金加算が必須な馬も多く、過去7年のうち6勝というのも頷ける結果。
年齢別成績(過去7年)
3歳〔0.3.1.8〕
4歳〔6.2.1.20〕
5歳〔0.2.4.36〕
6歳〔1.0.0.15〕
7~8歳〔0.0.2.11〕
とはいえ、同日のアルゼンチン共和国杯と同様にこちらも4歳馬はゼロ。古馬勢は全体的にメンバーが手薄なのか、信頼度はイマイチ。そうなると3歳馬へ食指が向くが…。
前走クラス別成績(過去7年)
1000万〔0.0.0.1〕
1600万〔0.1.0.10〕
OP特別〔3.3.1.23〕
GIII〔2.2.4.30〕
GII〔0.0.0.4〕
GI〔1.0.0.1〕
地方〔1.1.2.16〕
若い馬の活躍が目立つレースではあるが、1600万から臨んできた馬は一息。今年のメンバーで言うと、前走で1600万を勝ってきたシャイニービーム、タガノヴェリテ、ルールソヴァールといった5歳勢は苦戦が予想される。
OPクラスでの実績は必須
前走・1600万組が苦戦となると、やはりOP以上のレースでの好走歴は必要になるだろう。みやこSの馬券のポイントは次の通り。
みやこS好走のポイント
- 1番人気〔2.2.1.2〕、2番人気〔3.0.0.4〕
- 前走2番人気以内〔7.6.4.26〕
- 関西馬〔6.6.6.75〕→近2年は関東馬が〔1.1.1.2〕と好調
- 前走4角4番手以内〔7.4.6.47〕
- 中央のOP以上のダートで1着(1~3着馬21頭中19頭)
- 京都のダートで3着以内(1~3着馬21頭中16頭)※例外5頭中4頭は京都未経験
- 好走した3歳馬は全てがレパードSで3着以内
3歳馬ではエピカリスがやはり中心だろう。京都コースこそ未経験だが、近年好調の関東勢であることを考えれば問題はなく、人気・実績面や脚質の面から言っても不安要素はほとんどない。
そのエピカリスが3着だったレパードSを勝ったのがローズプリンスダム。この舞台でのOP勝ちがあるのは強調材料だが、レパードSは11番人気で4角7番手から差して勝ったもの。やや不安要素は残り、押さえまで。
レパードSで2着に逃げ粘ったのがサルサディオーネ。脚質面のポイントはクリアしているが、前走が4番人気14着。唯一走った4走前の京都で6着というのもマイナス。もう1頭の3歳馬タガノディグオはレパードSでの12着敗退が割引き材料となる。
3歳馬以外で条件をクリアしたのは…
次に5歳以上の馬達についても前述の条件を元に考えていくが、上のポイントを全てクリアしたのはテイエムジンソクのみ。休み明けだった4走前、この舞台で1600万を圧勝すると完全に本格化。函館でOP特別を連勝し、前走のエルムSでもレコード決着の2着と力を示した。安定感があり、3歳馬エピカリスと並べて軸に。
その他で押さえるなら、前走こそ崩れたが、本来は先行力があって京都のダートではメンバー中最多の5勝を挙げているアスカノロマン。昨年のチャンピオンズCで0.1秒差の3着など実績は最上位。
モルトベーネは前走を4角4番手で回ってきたが久々に加えてトップハンデも応えて11着。2走前にエルムSの勝ち馬ロンドンタウンらを負かしており、京都コースでの実績も豊富。相手候補には入れておきたい。
結論
軸
エピカリス
テイエムジンソク
相手候補
ローズプリンスダム
アスカノロマン
モルトベーネ
宮崎(競友)
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 49万7300円
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武井TM
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 18万7650円
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三代川編集
香港マイル(GI)
払戻金 40万3700円
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土屋(競友)
カペラS(GIII)
払戻金 17万4600円
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宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
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