一騎討ち東スポ杯2歳S データ班の◎はワグネリアンかルーカスか?
昨年は2着のスワーヴリチャードがダービーで2着。過去にはディープブリランテやイスラボニータといったクラシックホースも誕生している注目の一戦、今年はワグネリアンかルーカスか、それとも…。
一騎討ちのゆくえは?
新馬戦で中京歴代最速の上がりをマーク、続くOP特別も快勝したワグネリアン。札幌のデビュー戦を難なく勝ち上がったモーリスの全弟ルーカス。クラシック級の2頭が対戦するとあって、7頭立てという少頭数になったのも仕方のないこと。まずはこの2頭について検討していこう。なお、以下のデータは2013年以降の過去5年分とした。
ワグネリアン (騎手・福永 厩舎・友道)
- 福永J&友道厩舎
→〔22.21.12.46〕勝率21.8%・連対率42.6%・複勝率54.5% - 2歳戦における福永J&友道厩舎
→〔7.7.1.12〕勝率25.9%・連対率51.9%・複勝率55.6% - 福永Jの東京芝実績
→〔41.28.34.179〕勝率15.1%・連対率25.4%・複勝率37.9% - 友道厩舎の東京芝実績
→〔20.6.7.50〕勝率24.4%・連対率31.3%・複勝率39.8% - 友道厩舎の2歳重賞実績
→〔1.0.2.4〕 - ディープインパクト産駒の東京芝1600m~2000m
→〔147.123.105.675〕勝率14.0%・連対率25.8%・複勝率35.7%
ルーカス (騎手・ムーア 厩舎・堀)
- ムーアJ&堀厩舎
→〔25.11.9.39〕勝率29.8%・連対率42.9%・複勝率53.6% - 2歳戦におけるムーアJ&堀厩舎
→〔10.5.2.9〕勝率38.5%・連対率57.7%・複勝率65.4% - ムーアJの東京芝実績
→〔19.11.8.71〕勝率17.4%・連対率27.5%・複勝率34.9% - 堀厩舎の東京芝実績
→〔65.43.26.183〕勝率20.5%・連対率34.1%・複勝率42.3% - 堀厩舎の2歳重賞実績
→〔1.0.0.2〕 - スクリーンヒーロー産駒の東京芝1600m~2000m
→〔4.3.6.73〕勝率4.7%・連対率8.1%・複勝率15.1%
両者共に甲乙つけ難い数字だが、気になるのはスクリーンヒーロー産駒の東京芝1600m~2000mでの成績。ルーカスの全兄モーリスが安田記念と天皇賞(秋)を勝っているが、全体的に見れば決して適性のある条件とは言いづらい。
やはりここはディープインパクト産駒であるワグネリアンを上位にとりたい。当レースにおけるディープインパクト産駒は〔1.2.2.9〕だが、2番人気以内なら〔1.2.1.2〕。2歳時から積極的に重賞を使うタイプではない友道厩舎だが、過去5年で唯一の2歳重賞勝ちは東京だった(2014年・いちょうS)。祖母ブロードアピールを髣髴とさせる末脚で3連勝を期待する。
狙いは新馬・未勝利勝ち直後の穴
近年はOPや重賞で既に実績を挙げている馬の好走例が目立つようになってきたが、元々は新馬・未勝利勝ち直後でも上位争いになっているレース。素質の見極めをどこでするかがポイントか。
前走クラス別成績(過去10年)
新馬〔5.0.3.23〕
未勝利〔1.3.4.27〕
500万〔0.1.0.13〕
OP特別〔2.4.3.29〕
重賞〔2.1.0.17〕
前走・OP組のポイントは人気。その前走で3番人気以内だった馬が〔2.4.2.12〕だったのに対して、前走4番人気以下が〔0.0.1.17〕。アイビーSは7頭立ての少頭数で展開面、特に不良という馬場に恵まれた感もあるコスモイグナーツ(6番人気1着)、シャルルマーニュ(4番人気2着)はやや割引き。
このレース、実は人気薄も意外と馬券に絡んでおり、それら人気薄は新馬・未勝利勝ち直後の馬ばかり。7番人気以下で馬券に絡んだ馬は全て新馬・未勝利勝ち直後の馬で〔2.1.5.32〕、複勝回収率が162%であるから、期待値は高い。
新馬・未勝利勝ち直後で馬券に絡んだ8頭のうち7頭は「東京で勝ち上がり」、同じく7頭が「前走の上がり3F2位以内」であった。今年は7頭立てゆえに、何処からが人気薄かは何とも言えないが、これを満たしているカフジバンガード、ゴールドギアを前述2頭の相手に据えたい。
結論
◎ワグネリアン
○ルーカス
△カフジバンガード
△ゴールドギア
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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