398キロの女馬がダービー候補を一蹴 アドマイヤリードの切れ味に高評価

優馬2歳馬チェック

スピードの違いで順当勝ち メジェルダ

7/11(土) 函館1R 2歳未勝利 芝1200m
メジェルダ 牝 馬体重:438kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:四位 厩舎:(栗) 昆
生産:村田牧場
父ディープインパクト
母メリュジーヌ(フレンチデピュティ)

スタート自体は速くなかったが、二の脚でハナへ。そのまま抜群の手応えで直線に向くと、後続を更に突き放して3馬身差の快勝。まだ余力を残しつつ、走りも最後までシッカリしていた。前走より時計も詰めたし、2歳戦では2番目に速い勝ち時計だけに、上のクラスでも十分に通用する。

馬体診断

2人引きの効果か、初戦時よりも落ち着きがあった。中1週でプラス2キロだったが、体は締まっていて上積みあり。体型的にはやはり短めの距離に適性があるタイプなのは間違いない。能力を発揮するなら1400mくらいまでがベターな印象。

血統診断

母はダート1000~1200mで3勝、祖母は芝・ダート兼用だったが、最終的にはダートの準OPで活躍。アメリカのダート血統が重ねられており、潜在的な適性はダートにあるのかも。父ディープインパクトのスピードがプラスされて芝でも通用したが、スピードの生かせるダート短距離でも面白い。

馬券の狙い目→芝でも十分に上のクラスで通用するが、ダートの短距離戦でも要注意