GI馬3頭参戦も、その内2頭は「◎ナシ」 TM評価が分かれた中山記念
逆転あればこの馬 気になるハナ争いは…
久光「皐月賞、ダービーと、ペルシアンナイトには先着を許しているウインブライトですが、ともに17番枠に苦しめられたもので、距離も長かったダービーはまだしも、皐月賞での進路取りは正に対象的で、まだ勝負付けは済んでいないと思います。中山1800mは2戦2勝でGII勝ちもある得意の舞台ですし、前走の2着も微妙に距離が長かったと感じる内容でしたから、ベスト条件での逆転に期待したいですね」
小野智「ウインブライトの皐月賞は、4コーナーでも6頭分くらい外を回ってましたからね。それでいてペルシアンナイトとコンマ5秒差なら、力の差はないと見ていいですよ」
佐藤直「ここ2戦は先行して自分でレースを作れているけど、これはトモがパンとしてきたことの証明で、自在に動けるのは何よりの強味だぞ。俺は2000mまでは大丈夫だと思うし、今年は中距離路線の王道を歩める馬だと見ているんだ」
守屋「そのクラシックとは対象的に、ここ2走は内目の枠に恵まれ、松岡騎手も意識的にテンから出して行く競馬をして、前走もほぼ勝ったかという競馬で僅かに差された形でしたが、“レースぶりに幅が出たので悲観していない。ただ、前走は抜け出してから少しフワッとするところがあったので、中間は終いまで気を抜いて走らないよう調教を積んできた”と、畠山吉師は前向きでした。もともと、松岡騎手も“本格化は4歳以降”と公言していて、馬体増でも太くは見えなかったですし、確かな成長が窺えます。あとはここ2戦がGIIIのハンデ戦で、今回は別定のGII戦。ある意味、試金石となりますね」
大江原「俺は、今年以上に好メンバーが揃っていた昨年の2着馬、サクラアンプルールを見直したいな。天皇賞は極悪馬場、有馬記念は直線での不利と、ここ2走は度外視できるし、コース実績や実力面でも上位にランクできると思うぞ」
馬場「サクラアンプルールは、とにかく馬体がしっかりしてきましたし、前走後も在厩しての調整で、陣営も“2着だった昨年以上”という状態の良さをアピールしています。昨年の再現どころか、それ以上の結果も期待できますよ」
デスク「あとは、展開面で鍵を握りそうな2頭だな」
久光「コーナー4回の1800mはピッタリの舞台と言えるマルターズアポジーですが、ちょうど1年前に小倉大賞典を勝った時のラップ構成はかなり優秀でしたからね。逃げ馬は大敗後だからと言って割り引く必要はないですし、とにかく気分良く運べば残り目も十分あると思います」
山崎「開幕週の馬場での中山1800mは、確かにベストの条件ですね。“初速が速い馬だから、1コーナーまでの距離が短いコースの方が、楽にハナを取れるんじゃないか”と、堀井師も逃げを宣言してましたし、入念に乗り込まれて仕上り自体も良好ですよ」
坂倉「対するマイネルハニーは、いわゆる“逃げ馬”ではなくて、柴田大騎手も“前走は他に行く馬がいなかったから行っただけ”とのことです。直線の長い東京でも本当に巧く乗ったと思いますが、今回はマルターズアポジーを見ながら、場合によっては少し間隔をあけて、とにかく自分のリズムで走れるかが鍵となるでしょうね」
デスク「そんなところか、と思ったら、予想に心情を入れてきたコジが残ってたな」
小島「ディサイファの◎に心情が入っていることは認めますが、前走でまだ終わってはいないことを証明したと思います。この中間もデキは安定してますし、ゴチャつくのを嫌がる馬なので、この頭数も魅力ですよ。骨っぽい相手が揃いましたが、脚の使いどころひとつで上位争いを演じても不思議はありません」
木谷「僕は、有馬記念のリベンジでサクラアンプルール、というのも考えたんですが、またデスクと被って事故が起きるのも嫌なんで、ここは人馬ともにラストランのディサイファを小島さんと応援します。他の陣営の皆さん、忖度してください!」
デスク「木谷の言うとおり、俺はサクラアンプルールで今一度だ。小島太師の餞(はなむけ)に、もちろんディサイファが勝つのが一番だけど、それが叶わないならサクラの出番だろうに」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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