決定的なデータあり! フラワーCのロックディスタウンは「消し」が妥当

重賞データ攻略
フラワーカップ

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 1番人気に推された2歳女王決定戦でまさかの敗戦を喫したロックディスタウン。転厩初戦となったここで心機一転、実力を見せ付けるか。それともニューヒロインの誕生はあるか?

阪神JF組が不振

 今年は阪神JFで1番人気に支持されたロックディスタウンの参戦が目玉。ただ、好走馬の前走を振り返ると、新馬・未勝利勝ち直後や前走・500万組が目立っているが…。

前走レース別成績(阪神開催の2011年を除く過去9回)
阪神JF〔0.0.0.5〕
新馬〔1.0.0.7〕
未勝利〔1.2.1.22〕
500万〔5.4.7.47〕
OP特別〔0.1.0.4〕
GIII〔2.3.0.26〕

 阪神開催時も含めて「前年の阪神JF出走馬」まで広げても〔0.0.0.15〕とサッパリ。1~4番人気が8頭もいたが、1頭も馬券に絡んでいないのは気になるところ。コーナー4つの条件に替わって苦戦するという傾向にある。当レースでは1番人気が阪神開催を除く過去9回で〔4.2.1.2〕とまずまずの成績だが、ここは思い切って消すのもアリ。

ロックディスタウン

データ的に不利なロックディスタウンは買い目に入れず(撮影:日刊ゲンダイ)

先行タイプが強いレース

 2~3年前は逃げ切りが決まり、昨年も2番手先行のファンディーナが楽勝、逃げた馬も3着に粘っていたように当レースは逃げ・先行馬の活躍が目立つ。

脚質別成績(阪神開催の2011年を除く過去9回)
逃げ〔4.0.1.4〕
先行〔4.3.1.24〕
差し〔1.5.4.45〕
追込〔0.2.2.39〕
4角3番手以内〔7.3.2.23〕

 近年は更にこの傾向が強まっており、過去5年の1~3着馬15頭中10頭までが4角5番手以内。また、前走で4角2番手以内だった馬が15頭中11頭までを占める。若い牝馬の中距離戦ともあって、全体的にスローペースになりやすい。なので先行馬を中心に馬券を組み立てたい。

前走はマイル以上で

 阪神JF組を切った上に、前走・GIII組もいない今年のメンバー構成だと、必然的に未勝利・500万からの臨戦馬を選ぶことになるが、次に着目したのは前走の距離。

前走距離別成績(阪神開催の2011年を除く過去9回)
1400m以下〔1.0.1.12〕
1600m〔5.3.2.56〕
1800m〔2.3.4.32〕
2000m〔1.3.0.9〕
2200~2400m〔0.1.1.1〕

 前走が1400m以下だと流石に買いづらい。馬券に絡んだ2頭は1番人気に推されたアルビアーノ(2015年1着)と、前走のダート1400mを圧勝し14頭立ての6番人気だったリラコサージュ(2013年3着)。今年はモルフェオルフェが前走・1400m組だが、静観が妥当。

 近5年で目立つのが前走・2000mからの距離短縮組。〔1.3.0.4〕と半数が馬券に絡む活躍を見せている。未勝利勝ち直後だが、前走の2000m戦を2番手先行から勝ち上がっているカラリエーヴァが面白い。

今年も500万組が中心?

 前走で500万1着だった馬は阪神開催時も含め過去10年で〔5.2.3.8〕と半数以上が馬券に絡んでいる。半年振りのレースだが、前走の500万を2番手先行から制したノームコア。前走で4角3番手から抜け出したメサルティムがこのパターン。

 また、同じく過去10年では牡馬相手に500万以上、1600m以上のレースで連対実績のあった馬が〔4.4.2.10〕。こちらも高い好走率で、2走前の若竹賞で2着に入っているバケットリストも侮れない。

結論

カラリエーヴァ
ノームコア
メサルティム
バケットリスト

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