前走・騎手・種牡馬… 絶好の条件揃ったあの馬にデータ班は◎
小倉開催の最後を飾るのは2歳馬によるスプリント重賞、小倉2歳S。一昨年は桜花賞馬レーヌミノルがここから大輪を咲かせたが、果たして今年はどうか?
1着馬は3番人気以内から
2014年こそ単勝120倍のオーミアリスが勝利して波乱となったものの、勝ち馬は上位3番人気以内から、というのがこのレースの基本的な傾向。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔3.3.1.3〕
2番人気〔4.1.1.4〕
3番人気〔2.0.1.7〕
4~5番人気〔0.2.2.16〕
6~10番人気〔0.4.4.42〕
11番人気以下〔1.0.1.54〕
前述のオーミアリスを除けば、単勝平均配当は435円。勝ち馬の半数は単勝3倍台から出ており、1着馬に関しては無茶な狙いは禁物。ただし、2~3着馬に関しては中穴までは狙える範囲。
前走も同舞台が理想
臨戦過程を整理すると、馬券に絡んだ馬の半数近くが前走・新馬組。とはいえ、率では前走・未勝利組や、前走・OP特別組とほぼ互角。
前走レース別成績(過去10年)
新馬〔4.4.6.52〕
未勝利〔3.2.1.41〕
フェニックス賞〔2.3.1.20〕
中京2歳S〔1.0.0.1〕
ひまわり賞〔0.1.1.6〕
函館2歳S〔0.0.0.2〕
ここで重要なのは前走のコース。今回と同じ小倉芝1200mなら〔8.8.7.95〕、出走馬の大半が該当するポイントではあるが、別路線組はやや狙いにくい。
また、勝ち馬の例外2頭は前走・1600mからの臨戦。共通点は1番人気で逃げ切り勝ち、上がり3Fは1~2位、2着に0.5秒・1.0秒と突き放して勝っている点。今回、これに当てはまる馬はいないので、勝ち馬は前走・小倉芝1200m組から選びたい。
各ステップの好走条件は?
次に、新馬・未勝利・OP特別組それぞれのポイントを整理していきたい。
新馬組の好走ポイント(過去10年)
- 前走4番人気以内(14頭全馬)
- 前走上がり3F3位以内(14頭中12頭)
- 中3週以上〔4.3.4.27〕、中2週以内〔0.1.2.25〕
新馬組はどれだけ着差をつけたか、よりも人気と末脚の数字的裏付け、そして余裕のあるローテーションが好走の鍵。芝1200mデビュー組で上記3点をクリアしたのはファンタジスト、ブルベアオーロ、ミヤジシルフィードの3頭。
未勝利組の好走ポイント(過去10年)
- 前走0.3秒差以上で勝利〔3.2.0.16〕、0.2秒差以内で勝利〔0.0.1.25〕
- 前走1番人気〔3.2.1.15〕、前走2番人気以下〔0.0.0.26〕
- 前走を逃げ切り勝ち(6頭中5頭)
- 新馬戦で2~3着(6頭中5頭)
- 新馬戦で3番人気以内(6頭中5頭)
新馬戦組とは対照的に、未勝利組は前走の着差が大きなポイント。どれだけ強い勝ち方をしたか、という点が重要。今年のメンバーではセプタリアン、ルチアーナミノルが条件をすべてクリア。
OP特別組の好走ポイント(過去10年)
- 前走3着以内〔3.4.3.14〕、前走4着以下〔0.0.0.17〕
- 前走3番人気以内〔3.4.3.18〕、前走4番人気以下〔0.0.0.13〕
- 前走上がり3F2位以内(10頭中8頭)
前走3番人気以内、前走3着以内は絶対条件。特に前走1着馬は〔2.3.2.4〕と高い好走率を誇る。フェニックス賞勝ちのシングルアップは外せない存在だろう。
本命はやはりこの馬
◎は前述の通り前走が小倉芝1200mだった馬から選びたいが、ここはやはりシングルアップを指名したい。2014年以降の小倉芝1200mで最も勝ち星が多い松山Jに加え、キンシャサノキセキ産駒も同じ期間で上位5傑に入る活躍。出走メンバーの種牡馬では最上位の成績と材料は揃った。
次点の○はブルベアオーロ。◎と同じキンシャサノキセキ産駒に加えて、幸Jは小倉芝1200mにおいて上記の松山Jに次ぐ成績を収めている。やや穴っぽいが、本レースの傾向とも被る。以下、ファンタジスト、ミヤジシルフィード、セプタリアン、ルチアーノミノルを押さえにマーク。
結論
◎シングルアップ
○ブルベアオーロ
△ファンタジスト
△ミヤジシルフィード
△セプタリアン
△ルチアーノミノル
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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