サマー2000最終戦も今年は別路線組で 意外な穴馬もピックアップ
サマー2000シリーズの最終戦。七夕賞の勝ち馬メドウラークは5着以内ならシリーズ優勝となるが、ダービー5着のブラストワンピースなど、強豪馬の参戦もあってハイレベルな一戦になりそうだ。
近年は1番人気堅実も…
過去10年のうち、近4年に限れば1番人気が3連対しているが、それ以前の6年間は1頭も馬券に絡んでおらず、その近4年にしても2~3番人気が馬券に絡んだのは1回ずつ。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔1.2.0.7〕
2番人気〔1.1.0.8〕
3番人気〔0.0.2.8〕
4番人気〔0.0.1.9〕
5~6番人気〔5.2.0.13〕
7~10番人気〔2.5.3.30〕
11番人気以下〔1.0.4.62〕
傾向から言えば、中穴クラスでも連軸に推せるし、2桁人気馬でも3着候補なら積極的に狙ってみたいところ。
軽すぎるハンデは割引き
年齢別の成績を見ると、連対率が最も高いのは意外にも7歳馬。ただし、8歳以上ともなると、出走した12頭全馬が馬券圏外に沈んでいる。また、牝馬は過去10年で2勝しているが、いずれも52キロのハンデ。どちらも重賞勝ちのある牝馬だった。一方の牡馬・セン馬はどうだろう。
斤量別成績(過去10年、牡馬・セン馬)
52キロ以下〔0.0.0.8〕
53キロ〔0.0.1.15〕
54キロ〔0.2.1.20〕
55キロ〔3.1.5.20〕
56キロ〔3.4.0.22〕
56.5キロ〔1.1.0.0〕
57キロ〔0.1.3.13〕
57.5~58キロ〔1.1.0.15〕
53キロ以下の軽ハンデ馬は明らかに割引き。57キロを超えると、やや成績が落ちるが、馬券に絡んだ6頭中5頭は前走の重賞で1~3番人気、5~6着と健闘していた馬。その点でいえば、前走の中山金杯で1番人気1着のセダブリランテス(57.5キロ)は侮れないか。
サマーシリーズ組が中心だが…
サマー2000シリーズの最終戦とあって、第3戦の小倉記念を筆頭に、シリーズ各戦から臨んでくる馬も多い。シリーズ優勝の可能性があるのはメンバー中でメドウラークのみと、少し寂しい状況ではあるが、まずはデータを整理してみたい。
前走レース別成績(過去10年)
小倉記念〔6.2.4.32〕
七夕賞〔1.4.1.18〕
函館記念〔1.1.2.13〕
関屋記念〔0.0.1.14〕
1600万〔1.2.0.18〕
OP特別〔0.0.1.10〕
GIII〔9.8.9.95〕
GI・GII〔0.0.0.11〕
サマー2000シリーズからの臨戦組を合わせると〔8.7.7.63〕となる。ただし、このうち前走4番人気以内に限ると〔6.6.2.20〕、前走5番人気以下〔2.1.5.43〕。今回のメンバーで前走がサマー2000シリーズ、かつ前走4番人気以内という馬はおらず、軸にはしづらいか。
そうなると、実績面から馬券のポイントを探ってみたい。過去10年の連対馬について調べると、以下のようになった。
新潟記念連対馬のポイント(過去10年)
- 重賞3着以内(20頭中19頭)
- 芝左回りで連対(20頭中18頭)
- 芝2000mで1着(20頭中18頭)
- 上がり3F1位で1着(20頭中16頭)
- 新潟外回りで3着以内(出走経験のあった12頭中11頭)
これら5つのポイントを全てクリアしたのはグリュイエール、セダブリランテス、マイネルミラノ、メートルダールの4頭。ただし、マイネルミラノは8歳という年齢で割引き。
◎にするならグリュイエール。2014年以降の過去5年、新潟芝外回り1800m~2000mで2位に倍以上の勝ち星の差をつけているディープインパクト産駒、そして鞍上の戸崎圭Jも勝利数1位。特にディープインパクト産駒は当レースでも〔3.2.2.18〕と好成績。
穴ならエンジニアを推したい。過去10年、今回が斤量減で馬券に絡んだのは4頭のみだが、うち3頭は前走で1600万を勝利していた馬。今回が重賞初挑戦、新潟の芝外回りも初となるが、左回りでは〔4.4.4.4〕と安定感がある。◎のグリュイエールとは3走前に0.1秒差の競馬もある。
結論
◎グリュイエール
△セダブリランテス
△メートルダール
△エンジニア
宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
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山崎TM
チャンピオンズC(GI)
払戻金 12万0200円
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松田(競友)
ステイヤーズS(GII)
払戻金 39万6410円
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石川(競友)
11/30(土)中山12R
払戻金 41万8000円
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小島TM
11/30(土)中山2R
払戻金 31万4350円
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