有力3歳馬2頭、アヴニールマルシェとミュゼスルタンの明暗を分けるのは枠?
【データで勝つ!重賞レース完全攻略】
サマー2000シリーズの最終戦、新潟記念。既にシリーズ覇者は決まってしまったが、長い直線での攻防はまだまだアツいはず。北で西で行われる2歳重賞、札幌2歳S&小倉2歳Sも徹底解剖!
新潟記念
今年は2012年のモンストール以来となる、3歳馬の参戦。新潟2歳Sの1~2着馬、ミュゼスルタンとアヴニールマルシェの2頭だ。この2頭はNHKマイルCでも3~4着と、世代でも上位の実力があるのは間違いない。まずはこの2頭の3歳馬について考えてみたい。
6~9月における3歳馬の重賞成績(芝1600m以上、牝馬限定戦を除く)
2015年〔0.1.2.1〕
2014年〔1.0.0.8〕→ハープスター(札幌記念1着)
2013年〔0.1.1.6〕
2012年〔1.0.0.7〕→レオアクティブ(京成杯オータムH1着)
2011年〔1.0.1.1〕→リアルインパクト(安田記念1着)
2010年〔0.0.1.2〕
今年はこれまで4頭の3歳馬が出走して、4着・3着・2着・3着という成績。勝ち馬こそ出ていないが、世代のレベルとしてはなかなかのモノだと言える。函館記念3着、札幌記念4着のヤマカツエース(NHKマイルC13着)、関屋記念3着のヤングマンパワー(NHKマイルC6着)を物差しに考えても、狙いは十分に立つ。
次に新潟記念の過去5年のデータを整理してみる。
- 前走1桁着順(1~3着馬の例外は2頭のみ)
- 前走から中3週以上(1~3着馬の例外は1頭のみ)
前走別成績
小倉記念〔3.2.3.17〕
函館記念〔1.0.0.6〕
七夕賞〔0.2.1.8〕
単勝オッズ別成績
~4.9倍〔1.0.0.6〕
5.0~6.9倍〔0.0.2.7〕
7.0~9.9倍〔2.1.1.5〕
10.0~19.9倍〔1.2.2.11〕
20.0~29.9倍〔0.2.0.7〕
全体的なイメージとしては、「小倉記念を中心とするサマーシリーズ転戦組」で、「前走でそこそこ健闘」の「小穴~中穴」が狙い目。また、2010年以降の新潟芝2000m外回りで18頭立てだったのは全部で10R。その中で半分から内側の1~9番枠は〔8.6.5.71〕だったのに対して、半分から外側の10~18番枠は〔2.4.5.79〕。新潟記念の過去のレースを見ても、馬群がバラけにくく、枠の内外のロスは思いの外ありそう。
以上のポイントから、2枠3番パッションダンス(前走・小倉記念6着)、3枠6番マイネルミラノ(前走・函館記念8着)、4枠8番クランモンタナ(前走・小倉記念4着)の3頭が浮上。前述の3歳馬2頭だが、5枠10番のミュゼスルタンは8枠17番のアヴニールマルシェに対して2度とも先着している。枠の事を考えても、押えるならミュゼスルタンの方だろう。
結論
パッションダンス
マイネルミラノ
クランモンタナ
ミュゼスルタン
久光TM
凱旋門賞(GI)
払戻金 19万1600円
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土屋(競友)
毎日王冠(GII)
払戻金 16万4600円
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持木TM
スプリンターズS(GI)
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菅TM
キーンランドC(GIII)
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