5つの連対ポイントで有力2頭に「明暗」 根岸Sの◎は…
先週の東海Sはインティが快勝。活気づいてきたフェブラリーS戦線だが、今週は舞台を東京に移し、根岸Sが行われる。東京を庭にしているサンライズノヴァ、3連勝中のコパノキッキングなど、こちらも見逃せない一戦。
1番人気は近年好調
GI・フェブラリーS(東京ダート1600m)の前哨戦だが、1400m戦ということで、スプリント路線からの参戦も多く、馬券的な難易度は意外と高い。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔3.3.0.4〕
2番人気〔1.1.1.7〕
3番人気〔0.2.0.8〕
4番人気〔3.0.2.5〕
5番人気〔1.1.2.6〕
6~10番人気〔1.3.4.42〕
11番人気以下〔1.0.1.55〕
1番人気は近4年に限れば〔3.1.0.0〕と好調。ただ、その一方で2~3番人気が一息。基本的には2~3着馬をどう拾うかが、馬券的なポイントだろう。
所属別成績(過去10年)
関東馬〔1.0.1.30〕
関西馬〔9.10.9.88〕
地方馬〔0.0.0.9〕
圧倒的に関西優勢。その関西馬の中でも、乗り替わりにもかかわらず、関西騎手を配してきた馬が〔2.3.2.9〕で複勝率43.8%と高い好走率。
4~5歳、差し~追込みが優勢
先週の東海Sでは5歳馬のインティが4歳馬に一矢報いた形。今週は果たしてどうか?
年齢別成績(過去10年)
4歳〔2.2.1.11〕
5歳〔4.4.2.21〕
6歳〔3.2.2.38〕
7歳以上〔1.2.5.57〕
4歳馬と5歳馬は勝率・連対率・複勝率がほぼ同じ。気を付けたいのは3着馬の半数が7歳以上の高齢馬から出ている点。また、牝馬は〔0.0.0.7〕で割引き。
脚質別成績(過去10年)
逃げ〔0.0.0.10〕
先行〔2.3.3.32〕
差し〔3.5.3.47〕
追込〔5.2.4.37〕
とにかく追込馬の好走が目立つ。昨年は4角10番手以下の馬達が1~3着を独占、一昨年も4角15番手→1着、4角16番手→3着という決着だった。上がり3F最速馬が〔5.2.1.2〕、同2位が〔3.2.5.3〕と高い好走率。決め手のある馬を重視したい。
鍵を握るのはあのレース!
次に、連対馬の実績について整理してみたい。
根岸S連対馬のポイント(過去10年、中央での成績に限る)
- 重賞3着以内(20頭中15頭)
- OP以上のダートで1着(20頭中17頭)
- 東京ダートで1着(20頭中14頭)
- ダート1400mで1着(20頭中18頭)
- 前年以降に1着(20頭中18頭)
ダート1400m戦での勝利実績と、前年以降に勝利実績があることはほぼ必須。上3つはできればクリアしていたいところ。次は臨戦過程について。
前走レース別成績(過去10年)
武蔵野S〔3.0.1.4〕
チャンピオンズC〔2.1.2.4〕
カペラS〔1.1.1.24〕
1600万〔0.1.1.7〕
OP特別〔3.6.3.53〕
GIII〔5.1.2.32〕
GII〔0.0.0.1〕
GI〔2.1.2.9〕
地方〔0.1.2.24〕
ここで注目したいのが武蔵野S組。前年の武蔵野Sに出走していた馬は〔6.4.6.29〕と馬券に絡んだ馬の半数以上を数える。このうち、その武蔵野Sで3着以内、かつ今回3番人気以内に推されていれば〔3.3.0.3〕と抜群の数字。よって本命はサンライズノヴァに。
3連勝中で上位人気は確実なコパノキッキング。だが、前走・カペラS組は今ひとつな成績。馬券に絡んだ3頭にはダート1400mでOP・重賞勝ちの実績があった。ダート1400mで勝ち鞍のないコパノキッキングはやや割り引きが必要だろう。
相手候補には実績面のポイントをすべてクリアしたモーニン。減点1のグループからは東京ダートでの勝ち鞍だけがなかったマテラスカイ。同じ左回りの1400m戦、プロキオンSでレコード勝ちの実績がそれを打ち消している。
その他では重賞実績だけがなかった2頭。サトノファンタシーは東京ダート1400m〔2.1.3.1〕と安定感が光る。ユラノトは昨年の武蔵野Sで4着。鞍上のルメールJは2016年以降、当舞台で連対率43.0%、複勝率60.2%を誇る。
結論
◎サンライズノヴァ
△モーニン
△マテラスカイ
△サトノファンタシー
△ユラノト
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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