他馬の凡走に助けられたわけでは… ウインブライト今なら中山以外でも
GI馬5頭を従えての連覇 ウインブライト
ケレン味のないマルターズアポジーの逃げにより、1000m通過は58秒2と、各馬が力を発揮できる淀みない流れとなった。GI馬が5頭も顔を揃えたメンバー構成にふさわしい、ハイレベルな戦いだったと言えよう。
ウインブライトは、縦長の展開で前とは離れた4番手でスムーズに折り合ったもの。前走の中山金杯は中団に控える競馬だったが、今回は理想のポジションで運んで、コース巧者ぶりを如何なく発揮した形だ。ただ、勝負どころから長く脚を使って、上がり3ハロンも自身最速タイの33秒7をマークしたという点では、単なるコース適性の高さだけでなく、ここへきての地力強化も目覚ましいと言える。デビュー以来の最高体重だった前走から更に2キロ増えた馬体も充実の証しであり、GI馬5頭が2~6着を占めた結果を考えても、他馬の凡走に助けられた勝利ではない。今なら中山以外の舞台でも、悲願のGIタイトルが見えてきたのではないだろうか。
2着ラッキーライラックは、2番手から逃げ馬を捕まえに行く展開はけっして楽ではなかったが、大きなフットワークで最後まで止まってはいなかった。3歳時と比べても一皮剥けた走りで、今後が楽しみになる内容だった。
3着ステルヴィオは、中団から勝ち馬を追うようにして進出し、直線では外から突き抜けるかの勢いだったが、坂を上がってからの伸びは勝ち馬の方が一枚上だった。プラス12キロの馬体も太目ではなく成長分であり、このあと順調であれば目標の大阪杯でも上位を争えるはずだ。
4着スワーヴリチャードは、右回りというより中山コースは合わない印象を受けるが、それでも渋太く脚を伸ばしていた。今日のところは、プラス14キロの太目残りも響いたか。
5着エポカドーロは、3番手から自分のペースで運べていたように見る向きもあるが、道中で息が入るシーンが見られなかったように思う。同じハイペースでも上がりを要した皐月賞とは違い、上がりも速かった今回はこの馬には厳しかったか。
ディアドラは、中団で流れに乗れていた反面、速いペースで追走に脚を使わされた印象、ただ、ドバイへのステップレースとしては悲観すべき内容ではないだろう。
宮崎(競友)
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 49万7300円
的中買い目を見る
武井TM
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 18万7650円
的中買い目を見る
三代川編集
香港マイル(GI)
払戻金 40万3700円
的中買い目を見る
土屋(競友)
カペラS(GIII)
払戻金 17万4600円
的中買い目を見る
宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
的中買い目を見る
宮崎(競友)
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 49万7300円
的中買い目を見る
武井TM
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 18万7650円
的中買い目を見る
三代川編集
香港マイル(GI)
払戻金 40万3700円
的中買い目を見る
土屋(競友)
カペラS(GIII)
払戻金 17万4600円
的中買い目を見る
宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
的中買い目を見る