3連系馬券の候補になら「あり」 スプリングS波乱の使者はこの2頭
1~3着馬に皐月賞への優先出走権が与えられるトライアル・スプリングS。昨年は当レース2着のエポカドーロが皐月賞を制し、ダービーでも2着。クラシック候補生達の戦いは今年も熱い!
連対のためのボーダーライン
過去10年を振り明けると、10回中7回で馬連の配当は2000円以下という決着。連対馬20頭中18頭までが5番人気以内となっており、基本的に波乱は望みにくいレースと言える。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔4.3.2.1〕
2番人気〔1.1.2.6〕
3番人気〔2.2.0.6〕
4番人気〔1.1.1.7〕
5番人気〔2.1.0.7〕
6~10番人気〔0.2.4.44〕
11番人気以下〔0.0.1.40〕
特に単勝オッズ3.0倍未満に支持されていれば〔2.3.2.0〕という成績で、軸としての信頼度は高い。また、関東馬と関西馬、乗り替りの有無に関しては、連対馬の数ではどちらも同数。これらの点に関しては気にする必要はなさそう。
キャリア戦数別成績(過去10年)
2戦以下〔1.1.0.11〕
3戦〔2.5.4.18〕
4戦〔4.3.3.26〕
5戦〔2.1.1.17〕
6戦〔1.0.1.16〕
7戦以上〔0.0.1.23〕
出走馬の大半に当てはまるが、キャリアは3~5戦が理想。そして過去10年の連対馬20頭のうち14頭が新馬勝ち、残る2頭は2~3戦目で勝ち上がっていた。また、18頭は2勝以上を挙げており、連対のための条件としては「2勝」をボーダーラインとしたい。
安定感光る朝日杯FS組
2000mのトライアル、弥生賞・若葉Sと違い、スプリングSは1800mということもあり、マイル戦からの距離延長組が目立つのも当レースの特徴のひとつ。それを裏付けるように、朝日杯FS組の好走例は見逃せないポイント。
前走レース別成績(過去10年)
朝日杯FS〔2.1.3.6〕
共同通信杯〔1.3.0.15〕
きさらぎ賞〔1.1.1.3〕
新馬・未勝利〔0.0.0.12〕
500万〔4.5.4.30〕
OP特別〔1.0.1.18〕
GII・GIII〔3.4.2.42〕
朝日杯FS組は前走1~2着なら信頼度が更にアップする。過去10年の勝ち馬10頭中8頭に芝1800m~2000mでの勝利経験があったことからも、中心はクリノガウディー(朝日杯FS2着)。ファンタジスト(朝日杯FS4着)は押さえまでが妥当。
前走・GII~GIII組は前走4着以内かつ前走3番人気以内なら〔3.3.2.8〕と半数が馬券対象に。前走・OP特別組の共通点は前走1番人気1着。前走・500万組は1800m~2000mを0.1秒差以上の着差で勝ち上がってきていれば、近5年で〔4.2.0.2〕と好成績。それぞれシークレットラン、ディキシーナイト、ロジャーバローズが浮上する。
波乱の使者はこの2頭
冒頭で「連対馬20頭中18頭までが5番人気以内」と述べたが、6番人気以下の伏兵は7頭が馬券に絡んでおり、3着馬の半数がこの6番人気以下の馬達。3連複や3連単を狙うなら、こういった馬たちも「あり」になる。
スプリングS6番人気以下の好走馬(過去10年)
2009年 8番人気2着 レッドスパーダ 前走・500万(1600m)1着
2010年 10番人気2着 ゲシュタルト 2走前・500万(1800m)2着(0.2秒差)
2011年 8番人気3着 ステラロッサ 前走・500万(1800m)2着(0.2秒差)
2012年 10番人気3着 ロジメジャー 前走・500万(1800m)2着(0.0秒差)
2013年 11番人気3着 マイネルホウオウ 前走・OP特別(1600m)1着
2017年 6番人気3着 プラチナヴォイス 前走・GIII(1800m)4着
2018年 6番人気3着 マイネルファンロン 前走・500万(2000m)2着(0.1秒差)
上記の7頭のうち、4頭は「近2走以内に500万の芝1800m~2000mで0.2秒差以内の2着」があり、2頭は「前走で500万~OPの芝1600mで1着」があった。3着候補の穴馬にはユニコーンライオンとエメラルファイトをマーク。
結論
◎クリノガウディー
△ファンタジスト
△シークレットラン
△ディキシーナイト
△ロジャーバローズ
△ユニコーンライオン
△エメラルファイト
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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