平成最後も「荒れる」 高配当の使者に共通する4つのポイント
過去10年で1番人気の連対は1度だけ、半数の5回が馬連万馬券と「荒れる」新潟大賞典が、平成最後のJRA重賞となる。高配当の使者に共通するポイントとは…!?
前走大敗でも問題ナシ!
1番人気は過去10年で〔0.1.2.7〕と信頼度は低い。一方、トップハンデ馬は〔2.2.1.12〕だが、57.5キロ以上になると〔0.0.0.8〕とこちらもサッパリ。ハンデ戦らしく人気薄の好走が目立つレースであり、10番人気以下が〔1.5.1.61〕、4年連続で馬券に絡んでいる。
新潟大賞典2桁人気馬の好走例(過去10年)
2009年 16番人気2着 ニホンピロレガーロ 前走・大阪ハンブルクC(OP)2着
2011年 10番人気2着 マッハヴェロシティ 前走・中山金杯(GIII)15着
2012年 11番人気2着 ダンツホウテイ 前走・大阪杯(GII)11着
2015年 13番人気2着 ナカヤマナイト 前走・中山記念(GII)8着
2016年 10番人気1着 パッションダンス 前走・フェブラリーS(GI)16着
2017年 11番人気2着 マイネルフロスト 前走・AJCC(GII)11着
2018年 11番人気3着 ナスノセイカン 前走・日経賞(GII)13着
上に挙げた7頭を見ると、前走が大敗でも巻き返しているという点に加えて、7頭中5頭が前走・GII以上からの臨戦という点もポイントと言えそう。前走・1600万組が〔0.0.1.11〕だから、勢いのある馬よりも、元々の実績がある馬に着目したいところだ。
穴馬激走のポイントは…?
人気薄で好走した7頭について、その共通点は以下のようになる。
2桁人気好走馬のポイント(過去10年)
- 同年にGII以上のレースに出走(7頭中6頭)
- 芝2000mで連対(7頭中7頭)
- 重賞で連対(7頭中5頭)
- 新潟外回り・コース改修後の中京・東京のいずれかで1着(7頭中6頭)
以上の4点をすべてクリアした中で、人気薄と呼べそうなのはショウナンバッハとスズカデヴィアスの2頭。前者は2017年以降、左回りの芝2000m重賞で4着・3着・2着・12着。12着の前走は不得手な稍重馬場だった。後者は説明不要ともいえる昨年の覇者。この2頭が穴候補。
注目馬
ショウナンバッハ
スズカデヴィアス
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