グランアレグリアの敗因はどこに「藤沢和厩舎の馬は前日…」
2歳王者&ミルコが令和に復権 アドマイヤマーズ
前日の土曜日は午後3時頃から東京競馬場を襲った雹と雷雨により、10R以降が中止となる前代未聞の出来事があった。そんな春の嵐が翌日にも波乱決着をもたらした、というオカルトじみた話をするつもりはないものの、後述するが、結果を考えると、ひょっとするとその影響を受けた馬がいたのではないかと思っている。
アドマイヤマーズは、出負け気味のスタートだったが、外枠だったこともあり、内を見ながら慌てずにポジションを上げる形。こういったレース運びは、枠順が決まった時点で鞍上も織り込み済みだったのだろう。前日の雹の影響により内有利の超高速馬場にならなかったことで、馬群の外を回ることも大きなロスにはならず、不利に思えた枠順もむしろプラスに働いたはずだ。ゴール前では内と外から強襲を受ける形だったが、迫られてからもうひと伸びしたあたりが、マイルでは無敗の2歳王者にふさわしい強さだった。古馬になっても間違いなくマイル路線を牽引する馬であろう。

令和最初のGIタイトルはアドマイヤマーズ(中央桃帽)の元に(撮影:日刊ゲンダイ)
2着ケイデンスコールも、大外枠から後方馬群の外を回って直線勝負に賭けたもの。直線でも溜めるだけ溜めて最後に脚を使った形だが、馬の成長に加えて、前走で1800m戦を経験させたことも、今日の最後の伸びに繋がったと言えるだろう。
3着カテドラルは、上位2頭とは対照的に道中は中団のインをロスなく運び、直線残り1ハロンから馬群を割って鋭く伸びたもの。前走こそ出遅れての直線一気だったが、今日のように折り合っての末脚勝負ができるのなら、今後も楽しみだ。2着馬もそうだが、この馬もまたいずれはマイルで大きなタイトルを獲れるはずだ。
繰り上がり4着のダノンチェイサーは、前を見るポジションで流れに乗る形。直線でぶつけられたが、その後に勝ち馬と馬体が合って伸び負けたあたり、たとえ不利がなかったとしても結果は変わらなかったのではないだろうか。
5着降着のグランアレグリアは、序盤で少し行きたがる面を見せたが、そのまま行かせる選択をせずに控える形。結果として直線を向いて前が壁になり、さらに馬群を割ろうとしたところで最大のライバルと思えた勝ち馬が外の視界に入り、ルメール騎手もそちらへ寄せて行く判断を下したのだろう。そこでダノンの進路を妨害したわけだが、自身もスムーズな競馬ができず、今日の敗因は能力以外のところにあったと思われる。冒頭に記した雹の話だが、この馬を含めて日曜に出走した藤沢和厩舎勢はいずれも前日に東京入りさせていて、競馬場の馬房で雹と雷鳴を体感したことが精神面に影響を及ぼしたのではないか、というのとは私の考え過ぎだろうか。
レース動画
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