皐月賞馬ロゴタイプが連敗ストップ? GI馬の復活にデータが太鼓判

【データで勝つ!重賞レース完全攻略】
レコード勝ちの皐月賞から2年半。ロゴタイプが復活を期してオールカマーに登場する。西では菊花賞への切符をかけ、素質馬達が神戸新聞杯で激突!

重賞データ攻略
オールカマー神戸新聞杯

オールカマー

 過去10年で関東馬が〔9.3.6.69〕、それに対して関西馬が〔1.6.4.40〕。連対率や複勝率では大きな差はないが勝率は断然、関東馬に分がある。この10年間で関西馬の勝利は宝塚記念勝ち直後のアーネストリーだけ。2200mという非根幹距離であることや、休み明けやサマーシリーズ転戦後というローテであることから有力関西馬が敬遠気味ということもあるのだろう。ならば輸送リスクの少ない関東馬を1着候補に据えたい。

前走別成績(過去10年)
札幌記念〔4.1.2.11〕連対率 27.8%
宝塚記念〔3.2.1.3〕連対率 55.6%
七夕賞〔1.1.0.2〕連対率 50.0%

前走クラス別成績(過去10年)
GI〔4.4.2.9〕連対率 42.1%
GII〔4.1.3.20〕連対率 17.9%
GIII〔2.4.4.47〕連対率 10.5%

 ステップ別でみると、札幌記念組や宝塚記念組が優勢。前走のクラス別成績でも、GIII→GII→GIとクラスが上がるほど信頼度は高くなる。また、過去5年の1~3着馬15頭中12頭が「近5走以内にGIIに出走」していた。前走・準OP組や前走・OP組が一息ということも考えると、OP特別やGIIIをウロウロしている馬よりもGII以上で一線級と戦っている馬に期待すべきか。

 ◎はロゴタイプ。中山コースで〔3.2.1.0〕、鞍上のM.デムーロJとも3戦3勝と条件はパーフェクト。オールカマーではノーザンダンサー(ND)直系がサンデーサイレンス直系と同じく過去10年で4勝をマークしており、ロゴタイプはメンバーで唯一のND直系でもある。中山の芝2000m以上ともなると、ハービンジャーやメイショウサムソンといったND直系産駒が相対的に順位を上げてくることからも、狙い目はココだろう。

 次点は宝塚記念組のヌーヴォレコルトショウナンパンドラ。宝塚記念組の成績は上に記した通りだが、宝塚記念5着以内に絞り込むと、〔2.2.1.1〕と信頼度は更に上がる。ここでは中山記念勝ちのあるヌーヴォレコルトを上位に据えたい。

 あまり荒れるイメージのないオールカマーだが、あえて穴っぽい所を探るなら距離短縮組か。

2011年 6番人気2着 ゲシュタルト 前走・天皇賞(春) 京都芝3200m
2012年 6番人気3着 ユニバーサルバンク 前走・目黒記念 東京芝2500m
2014年 12番人気3着 クリールカイザー 前走・札幌日経OP 札幌芝2600m

 中山の外回りコースということで、前走で長目の距離を経験していた馬が穴をあける傾向があるのだろうか。今回のメンバーではサトノノブレスタマモベストプレイメイショウカドマツの3頭が穴候補に浮上。

結論

ロゴタイプ
ヌーヴォレコルト
ショウナンパンドラ
サトノノブレス
タマモベストプレイ
メイショウカドマツ

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