桜花賞ではなく、忘れな草賞で狙いたい 「金子馬」ミヤマザクラ
夏の終わりに白桜開花 ミヤマザクラ
8/31(土) 札幌1R 2歳未勝利 芝2000m
ミヤマザクラ 牝 馬体重:452kg(+4)
★★★★★★ 6点
騎手:藤岡佑 厩舎:(栗) 藤原英
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス
父ディープインパクト
母ミスパスカリ(Mr. Greeley)
無難なスタートから出たなりで中団のインで折り合う。勝負所では馬群の切れ目で外に持ち出して進出、あっという間に先団に取りつくとアッサリ抜け出して勝負アリ。ラスト2Fが11秒7-11秒6の加速ラップで、しかもレコード勝ちのオマケつき。初戦は4着に敗れていたが、敗因は窮屈な競馬で力を出し切れなかったもの。将来性を感じる勝ちっぷりだ。
馬体診断
デビュー戦から中1週でプラス4キロだったが、一度使って中身が入って来たような印象も。それでもまだまだ成長の余地はある。前後にまとまりのあるシルエットで、バネを感じさせる脚捌きからは瞬発力の片鱗が見える。気性面に難しい所もなさそうで、操縦性も高い。力の要る馬場への対応力も十分。
血統診断
母ミスパスカリは芝1800m~2000mで3勝を挙げ、GIII・3着がある。その母の半兄がNHKマイルC、JCダートを勝ったクロフネという血統で、本馬の全兄にはマウントロブソン(スプリングS)、ポポカテペトル(菊花賞3着)がいる。ディープ産駒らしい切れ味に加え、パワーを兼備した芝の中距離タイプ。
馬券の狙い目→決め手に優れたタイプだが、直線の長いコースよりも内回りコースなど、一瞬の切れ味を生かせる条件向きか。適鞍のイメージは忘れな草賞(阪神芝2000m)。

ミヤマザクラの全兄マウントロブソンは16年のスプリングSを優勝(撮影:日刊ゲンダイ)
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