カレンブーケドールと一緒に買いたい 実績ありも人気は控えめな馬

重賞データ攻略
紫苑S

 3年前に重賞に昇格した東の秋華賞トライアル。近3年はヴィブロス、ディアドラ、ノームコアといった後のGIウイナーが上位に名を連ねるハイレベルな争いに様変わり。3枚の切符を賭けた熱い戦いの行方は?

オークス出走馬が中心

 過去10年のうちOP特別時代の7年で、オークス出走馬は25頭が参戦したが、馬券になったのは5頭のみ。これに対して、近3年は15頭が参戦して6頭が馬券に絡んだ。メンバーレベルが上昇し、以前よりも春の実績馬が活躍するようになった印象だ。今年もオークス出走馬に注目してみたい。近3年で馬券に絡んだ6頭は以下の通り。

オークス出走馬で馬券に絡んだ6頭(近3年)
2016年 1着 ビッシュ オークス3着
2016年 3着 フロンテアクイーン オークス6着
2017年 1着 ディアドラ オークス4着
2017年 2着 カリビアンゴールド オークス11着
2018年 2着 マウレア オークス5着
2018年 3着 ランドネ オークス11着

 今年はオークス2着のカレンブーケドール、10着のフィリアプーラ、16着のフェアリーポルカの3頭が参戦。この3頭と近3年で馬券に絡んだ6頭の共通点を見つけていきたい。

オークス出走馬で馬券に絡んだ6頭の共通点(近3年)

  • 過去に上がり3F最速をマーク(6頭中6頭)
  • 重賞3着以内かOP特別で連対実績(6頭中6頭)

 近年は開幕週でも差しが決まる馬場になっており、決め手は必須。この条件は3頭ともクリア。続いて実績面に注目すると、オークス2着のカレンブーケドール、フェアリーS1着のフィリアプーラはこの条件をクリアするが、オープン特別3着、重賞5着止まりのフェアリーポルカは届かず。狙いは実績上位の2頭としたい。

カレンブーケドール

オークス2着馬カレンブーケドールは人気でも「買い」で(撮影:日刊ゲンダイ)

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カレンブーケドール
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