有力馬に不安あり 6つの好走条件すべてクリアはたったの1頭

重賞データ攻略
シリウスS

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 昨年の勝ち馬オメガパフュームは3歳馬ながらJBCクラシック2着&東京大賞典1着と、ここをステップに活躍。2~3着馬もその後のGIで好走し、注目度急上昇の一戦。

トップハンデの信頼度は?

 中距離で芝スタートのダート戦という珍しい条件に加えて、ハンデ戦という要素も加わって難解に映るレース。2014~2016年は馬連800円台の堅い決着が続いたが、2017年には馬連2万7000円台の波乱も。まずはトップハンデ馬の取捨について考えてみたい。

シリウスSのトップハンデ馬の成績(過去5年)

2014年
2着 ナムラビクター 58キロ
6着 グランドシチー 58キロ

2015年
6着 ニホンピロアワーズ 58.5キロ

2016年
5着 カゼノコ 58キロ

2017年
7着 マスクゾロ 57.5キロ
8着 ミツバ 57.5キロ
11着 モルトベーネ 57.5キロ

2018年
3着 サンライズソア 57.5キロ
11着 グレイトパール 57.5キロ

 今年のトップハンデは57.5キロの2頭、キングズガードモズアトラクション。ただし、トップハンデ馬は上記の通り、近5年で〔0.1.1.7〕と物足りない数字。人気の一角モズアトラクションだが、阪神コース〔1.0.0.3〕という実績で、軸としての信頼度はイマイチか。

モズアトラクション

有力馬モズアトラクションはトップハンデが不安材料(撮影:日刊ゲンダイ)

狙いはコース巧者のアノ馬

 近5年を振り返ると、特にここ2年は1番人気のトップハンデ馬が馬券圏外に沈んだことで、やや波乱度は高くなった印象もあるが、連対馬の共通点は以下の通り。

シリウスS連対馬のポイント(過去5年)

  • 前走2着以内(10頭中8頭)
  • ハンデ56キロ以下(10頭中8頭)
  • 6歳以下(10頭中10頭)
  • 今回5番人気以内(10頭中8頭)
  • 阪神ダートで1着(10頭中7頭)※出走歴のある馬に限れば7頭中7頭
  • 1900m以上で連対(10頭中7頭)

 上記のポイントを全て満たしたのはジョーダンキング。阪神ダート〔3.4.0.0〕だけでなく、当レースの行われる阪神ダート2000mでも〔3.1.0.0〕と圧倒的なコース実績。前走2着以内&56キロ以下&5番人気以内なら〔3.3.0.4〕、3番人気以内なら〔3.2.0.1〕と更に好走率アップ。軸にはこの馬を推したい。

推奨馬

ジョーダンキング

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