サリオス以上の評価を受けた１頭とは…　好走ポイントを軒並みクリア

　一昨年はダノンプレミアム、昨年はグランアレグリアが制した２歳秋の出世レース。今年は人気のサリオスがこれに続くのか、それとも伏兵の台頭があるのか、注目の一戦！

中心は新馬・未勝利組

　例年、オープンクラスや１勝クラスからの臨戦馬が何頭か参戦するが、結果は振るわず。ここでは新馬・未勝利勝ち直後の馬が好成績を残している。前走クラス別成績は以下の通り。

前走クラス別成績（過去４年）
重賞・オープン〔０.１.０.９〕
１勝クラス〔０.０.０.８〕
未勝利〔２.０.２.12〕
新馬〔２.３.２.６〕

　過去４年で馬券に絡んだ12頭のうち11頭が新馬・未勝利からの臨戦馬となっている。ここではキャリアや実績を積んだタイプよりも、新馬・未勝利勝ち直後の素質馬に期待してみるのが良さそうだ。

新馬・未勝利組、好走のポイントは？

　続いて前走新馬・未勝利組で馬券に絡んだ11頭の特徴を見ていきたい。

新馬・未勝利組で馬券に絡んだ11頭の特徴（過去４年）

• 前走で後続を0.3秒以上離して勝利（11頭中９頭）
• 前走で上がり３Ｆメンバー中最速（11頭中９頭）
• 左回りを経験済み（11頭中10頭）
• 前回から乗り替わりなし（11頭中９頭）

　素質馬の集まるここで上位を狙うのであれば、新馬・未勝利クラスは楽々と通過してきて欲しいところ。また、舞台は２歳馬にとってタフな直線が待ち受ける東京コース、決め手もポイントになる。今年はロードエクスプレスが唯一、全項目をクリア。同馬の一発に期待してみたい。乗り替わり以外の３項目を満たすエンジェルサークルとサリオスを相手にマーク。

新潟の新馬戦を快勝してきたロードエクスプレス（撮影：日刊ゲンダイ）

軸馬

ロードエクスプレス

相手候補

エンジェルサークル

サリオス