桜花賞馬?オークス馬? データが導き出した秋華賞の◎は、超良血のアノ馬
【データで勝つ!重賞レース完全攻略】
桜花賞馬とオークス馬が揃い踏みして最後の一冠を奪い合う秋華賞。前哨戦では伏兵に過ぎなかった良血馬が本領発揮! 女の戦いは府中でも。土曜日の府中牝馬Sも掲載中!
秋華賞
3歳牝馬の三冠最終戦となるのがこの秋華賞。これまで阪神の外回り1600m、東京の2400mと直線の長いコースで力比べをしてきた馬たちが、今度は京都の内回り2000mという舞台で激突する。直線の長さが328mというコースゆえに、これまでとは違った適性も求められてくるはず。
2008年のように大荒れ…というシーンもありえるが、このレースが荒れるかどうかは春のクラシックと密接に関係している。3連単の払い戻しが1000万を超え、11→8→16番人気で決着した2008年は桜花賞が12→15→5番人気、オークスが4→13→5番人気での決着。15番人気のリラコサージュが3着に入った2013年にしても、桜花賞は7番人気、オークスは9番人気の馬が制しているように、怪しい雰囲気は戦前からあった。今年は桜花賞が5→7→8人気、オークスが3→1→6番人気での決着だから、それほど荒れるとも考えづらい。では、過去10年のデータを元に考えていきたい。
前走別成績
ローズS〔7.8.4.59〕連対率19.2%
オークス〔1.0.0.11〕連対率8.3%
クイーンS〔1.0.1.8〕連対率10.0%
紫苑S〔1.0.0.35〕連対率2.8%
条件戦〔0.1.2.24〕連対率3.7%
ローズS着順別成績
1着〔3.3.1.3〕
2着〔1.3.1.5〕
3着〔0.2.1.7〕
4着〔2.0.0.6〕
5着以下〔1.0.1.37〕
秋華賞人気別成績
1番人気〔2.2.3.3〕
2番人気〔5.2.1.2〕→前走連対馬なら〔5.2.1.0〕
3番人気〔2.1.0.7〕
4番人気〔0.0.2.8〕
5~8番人気〔0.5.2.33〕
9番人気以下〔1.0.2.76〕
- 勝ち馬10頭中6頭がオークス→ローズSのローテーション
→桜花賞・オークス・ローズS不出走馬が2頭
→残りはオークスからの直行馬と桜花賞→ローズSのローテーション - 勝ち馬10頭中8頭は桜花賞・オークス・ローズSで4着以内あり
- 勝ち馬10頭中8頭が4角5~9番手の範囲内
- 1~3着馬30頭中26頭に重賞3着以内の実績
- 大外枠は過去10年で5着が最高→ミッキークイーン?
- 桜花賞馬は秋華賞で〔3.1.1.3〕、オークス馬は〔4.1.1.4〕
→馬券を外すケースは1番人気に推されなかった場合のみ - オークス馬がローズSで4着以内の場合、秋華賞では連対率100%
- オークスからの直行馬で馬券圏内はオークス1着のカワカミプリンセスのみ
- 昨年の勝ち馬は紫苑S2着からの臨戦だが、昨年は紫苑Sが新潟での開催
- 3番人気以内に推されたディープインパクト産駒は〔2.2.0.2〕
春のクラシック実績馬が別路線から臨戦して来ている訳でもなく、軸はローズS組となる。オークス馬ミッキークイーンはまさかの大外枠。前回のレースをみても、出遅れなど不安要素はゼロではないはず。ならば軸はローズS勝ち馬のタッチングスピーチだろう。母はイギリスのマイルGI馬で、叔母や従兄妹、その息子などが欧州のGIを勝ちまくっているという超良血。その血が開花したとなれば、本番もアッサリ…という可能性も十分。
また、桜花賞馬レッツゴードンキもデータ的には侮れない。秋華賞での桜花賞馬対オークス馬は過去に9回あったが、桜花賞馬が7度先着と大きくリード。京都の内回り2000mなら逆転の余地は十分にある。
ローズS3着のトーセンビクトリーだが、1000万勝ちの実績があれば通用する可能性があるのはデータが示す通り。ただ、ローズS3着馬の成績や、前哨戦でのタッチングスピーチとの差を考えると紐で十分か。そして、1000万勝ちの馬と言えばアスカビレン。前走で条件戦を走っていた馬で、馬券に絡んだ3頭を見ると、7月の新潟組が1頭、9月の阪神組が2頭。こちらも紐に押さえてみても面白いだろう。
結論
◎タッチングスピーチ
○ミッキークイーン
▲レッツゴードンキ
△トーセンビクトリー
△アスカビレン
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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