編集長が秋華賞の穴馬をピックアップ 第二のティコティコタックになりそうな馬は…

【優馬編集長日誌】
秋華賞で心に残っているのは15年前。マキシマムドパリにティコティコタックが だぶります。除外されないでほしいものです

優馬編集長日誌
秋華賞

3万円の馬連を獲りました

 今週は秋華賞。秋華賞で最も印象に残っているのは15年前の秋華賞。人気薄(10番人気)のティコティコタックが勝った年だ。ティコティコタックは春のGIには出走していなかった馬で、秋華賞が初めての重賞挑戦。北海道で900万(現在の1000万)を勝った直後の参戦だった。初めての重賞挑戦でGIを勝ってしまったことも素晴らしいが、その鞍上は武幸四郎騎手。何とも彼らしい…。

 その日は朝から後楽園場外に出向き、この馬の単勝を勝っていたことを思い出す。秋華賞までに資金がなくなってしまうといけないので、その日の1レースが始まる前に勝ったのだ。そして秋華賞が始まる前…まだ資金が残っていたので馬連も追加しようとしたのだが、パドックを見ると馬体重が前走より20キロも減っていた。420キロの馬体重はデビューから最も少ない数字。まいったな…と思いながら、購入金額を減らしてしまったのだった。その20キロ減が影響して、おそらく人気も下がったと思うので、配当的には まぁいいかという部分もあったのだか、朝イチで馬連も買っておけばという気持ちも残った。

 なぜティコティコタックを買ったのかというと、前走の勝ち方が強かったからだった。当時、3歳牝馬のGIなら、古馬相手の900万(1000万)クラスの勝ちっぷり次第では通用してもいいという考え方が自分にはあった。そしてティコティコタックの900万の勝ちっぷりは、それに見合う勝ち方だと思ったのだ。その時は、まだUK値なるものを計算していなかったが、改めて今、計算してみたら、ティコティコタックの900万勝ちは高UK値だった。当時はレースを見るだけでなく、成績表も確認しているはずだから、その成績欄にティコティコタックに対する高い数値を見つけたのだと思う。それが、改めて計算してみると、現在 自分が馬券の参考にしている高UK値に属しているとは…。数字の捉え方に一貫性があるともいえるが、成長していないとも…。考えさせられる。

上田一幸

筆者:


1967年、滋賀県生まれ。大学卒業と同時に入社し、一貫して編集畑を歩む。予想も馬券も徹底した穴狙い。この仕事に携わる以上、馬券購入は義務であると考え、入社以来、馬券を休んだ日はない。現『優馬』編集長。

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