ローカルハンデ重賞・小倉大賞典は、斤量の重い馬が有利?

重賞データ攻略
小倉大賞典

 先週は京都記念、来週は中山記念があり、中距離路線は谷間の週。ローカル重賞らしいメンバー構成でハンデ戦と荒れる気配もありそうで…。

何はともあれ小倉実績

 過去5年の1~3着馬について見てみると、15頭中13頭が「小倉の芝で勝利経験」のあった馬。例外の2頭は小倉未経験のカレンブラックヒル(2015年1着)、小倉〔0.2.1.0〕のスマートギア(2012年2着)。例外の2頭を紐解くと、GI実績か最低でも小倉連対実績は欲しいところ。これだけでも半分くらいに絞れる。

 近走の実績もまた重要なポイントで、過去5年の1~3着馬15頭中14頭が「近3走内でOP1着か重賞5着以内」の実績のある馬だった。

トップハンデ馬こそ買い!

 ハンデ戦とはいえ過去5年で馬券に絡んだ馬はすべて55キロ以上の馬。そして毎年必ず1頭はトップハンデ馬が馬券に絡んでいる。ということで軸はダコール。小倉の芝で〔2.2.1.2〕、このレースでも過去に2、3着がある実績馬。前走の日経新春杯も58キロを背負って4着と斤量負けしないタイプ。

ダコール

トップハンデの58キロを背負うダコール(撮影:日刊ゲンダイ)

 押さえには、前述の小倉の芝で勝利経験と近走実績を併せ持つテイエムタイホーメイショウヤタロウベルーフは小倉で1着はないが、小倉記念2着でスマートギアと同じパターン。マイネルフロストは近3走すべて重賞を走り4、2、4着。小倉実績はないがダービー3着ならカレンブラックヒルと同じパターンと考えることも出来る。

結論

◎ダコール
△テイエムタイホー
△メイショウヤタロウ
△ベルーフ
△マイネルフロスト