フェブラリーSは、実績重視でこの3頭をピックアップ!
コパノリッキーの3連覇か、それともいよいよ世代交代の波が押し寄せるのか。今年最初のGIとはいえ熱い戦いが期待できそう。
前走別成績(過去10年)
JCダート〔3.0.1.4〕→馬券対象は勝ち馬のみ
川崎記念〔1.4.2.9〕→3着以内が条件
東海S〔2.1.0.4〕→3着以内、4番人気以内が条件
根岸S〔1.1.2.53〕→馬券対象の4頭中3頭は勝ち馬。根岸S1着馬〔0.1.2.5〕
東京大賞典〔1.3.4.8〕→5着以内なら巻き返し可能
チャンピオンズC〔0.0.1.0〕
OP特別〔1.0.0.10〕
以前はJCダートや交流GIをステップにしてきた馬が強かったが、最近はその傾向にも変化が現れてきた。4年前に根岸S組が1、2着。3年前からは東海SがフェブラリーSの前哨戦として再設定され、いきなり勝ち馬を輩出。昨年も東海S組がワンツーという結果に。ステップレース好走の勢いを重視してみてもいいのかもしれない。
実績面での必須条件
実績面に目を移すと、重賞勝ちは必須。過去10年の1~3着馬すべてが「ダート1400m~2000mで重賞勝ち」のある馬だった。
更にはダートのGIでの実績も重要。ダートGIで連対実績がなかったのは、過去10年で1着馬に1頭、2着馬に3頭、3着馬に2頭だけ。
前走の着順については1~3着馬30頭のうち25頭が「3着以内」。例外は1着に1頭、2着と3着に2頭ずつ。前走の人気で見ると、30頭中27頭が「5番人気以内」。こちらの例外は3着馬に3頭。この2つのポイントも重要だろう。
中心にすべき馬は?
ダート1400m~2000mで重賞勝ちの実績があって、前走の着順・人気をクリアしたのはアスカノロマン、ノンコノユメ、ベストウォーリア、ホワイトフーガ、モーニン、ロワジャルダンの6頭。そこからGI実績のない馬を抜けば、残ったのはノンコノユメ、ベストウォーリア、ホワイトフーガの3頭。
ノンコノユメの不安要素はチャンピオンズCからの直行という点か。JCダート時代はJCダート→フェブラリーSというローテは勝ち馬しか馬券に絡めていなかった。ただ、チャンピオンズCになってからは傾向が変わるかもしれないし、同じパターンで昨年はベストウォーリアが3着に来ているので、杞憂かもしれない。
ベストウォーリアもまた久々が不安要素か。1~3着馬はほぼ全てが前年12月以降に出走歴があった。最も遠くても11月最終週の開催だったJCダートからという馬が1頭いただけ。しかしながら、ベストウォーリア自身、休み明けで馬券を外したことがなく、連覇した南部杯マイルCSにしても3ヵ月ぶりでのものだから、こちらも気にする必要はないか。
ホワイトフーガは牝馬。牡馬一線級との力関係が気になるが、JBCレディースクラシックではチャンピオンズCを勝ったサンビスタに5馬身差の楽勝。単純に考えれば力差はないはず。
軸は上記の3頭。押さえには先に挙げたアスカノロマン、モーニン、ロワジャルダン。3連覇を狙うコパノリッキーは近走がデータ的にはやや不満。東京大賞典5着以内なら巻き返し可能、というデータはあるので、3着候補にならマークしてもいいだろう。
結論
軸
ノンコノユメ
ベストウォーリア
ホワイトフーガ
押さえ候補
アスカノロマン
モーニン
ロワジャルダン
コパノリッキー
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