夏の２歳単勝・POG・一口馬主…　優馬的２歳戦のすゝめ

今年の夏は２歳単勝！

　もう既に５月も半ばを迎え、ダービーまではあと半月ほどである。「ダービーからダービーへ」というスローガンのもと、今年も例によってダービーの翌週、６月６日から新馬戦が始まる。今年がいつもと違うのは、６月６日～９月６日までの２歳戦の全レースにおいて「単勝」の払い戻しに売り上げの５％を上乗せするということ。最近よく行われている「最終馬連」の２歳戦・単勝バージョンである。ならば買うしかない！と思うのだが、筆者としては「２歳戦って難しい…」と、どうしても考えてしまう。

　特に新馬戦などは、将来のＧI馬と残念ながら未勝利のまま引退してしまう様な馬が、一緒になってレースをするのである。しかも馬体も気性も脚質も固まり切っていない若駒達、ちょっとしたことで好凡走のスイッチが切り替わってしまうことも多々ある。馬券上手な人に言わせれば「新馬戦は簡単」らしいが、実際に当日の気配はどうなのか、仕上がりはどうなのか、自分の眼でしっかりと判断することが重要になってくる。これを期に一層の精進に取り組んでみようかと思っているが…。