朝日杯FSはダノンプレミアムで堅い? 穴はデイリー杯組のアノ馬

重賞データ攻略
朝日杯フューチュリティS
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 今年からホープフルSがGIへ昇格。それでも豪華メンバーが集結したように、「豊作」との呼び声も高い2歳牡馬勢。データが導き出した2歳マイル王は一体どの馬か?

前走・東京組が強い

 2014年から舞台を中山→阪神へと移した2歳王者決定戦。今年は暮れのホープフルSがGIになったため、「最優秀2歳牡馬」の行方も気になる所だが…。まずは基本的な傾向から。

前走レース別成績(過去10年)
ベゴニア賞〔3.0.0.5〕
東京スポーツ杯2歳S〔2.2.1.14〕
京王杯2歳S〔1.5.2.31〕
デイリー杯2歳S〔0.2.2.15〕
新馬〔1.0.0.4〕
未勝利〔0.0.0.6〕
500万〔5.1.4.35〕
OP特別〔0.0.1.22〕
重賞〔4.9.5.65〕

 上位3レースはすべて東京コースで行われているレースであり、単純にレベルが高いレースが多いということだろうか。過去10年、馬券に絡んだ30頭中20頭までが前走・東京組である。ただし、今年はベゴニア賞・東京スポーツ杯2歳Sから臨む馬がゼロで、ステップとしては京王杯2歳S・デイリー杯2歳S組や前走・500万組が中心になる。

勝ち馬に求められるものは?

 一昨年は新馬勝ち直後のリオンディーズが勝ったり、2013年にはダートで2連勝のアジアエクスプレスが勝ったりと、データ的に狙いづらい馬の勝利もあるのがこのレース。まずは、その勝ち馬のポイントを整理してみたい。

朝日杯FS勝ち馬のポイント(過去10年)

  • 前走が1600m以上(10頭中9頭)
  • 前走1着(10頭中9頭)
  • 500万以上のレースで1着(10頭中8頭)
  • 芝の1600m以上のレースで1着(10頭中9頭)

 勝ち馬に関してはとにかく「距離」が鍵になりそう。前走が1400mだった馬は〔1.6.3.53〕と馬券には良く絡むが勝ち切れていない。次に、阪神移設後の過去3年の勝ち馬について見てみよう。

2014年1着 ダノンプラチナ 前走・ベゴニア賞 1番人気1着(0.5秒差)
2015年1着 リオンディーズ 前走・新馬 1番人気1着(0.2秒差)
2016年1着 サトノアレス 前走・ベゴニア賞 2番人気1着(0.2秒差)

 ポイントはシンプルに「前走で上位人気に推され、着差を付けて完勝」していること。こちらの条件もクリアしたのは、今年のメンバーではダノンプレミアムのみ。前走のサウジアラビアRCは2番人気に推され、2着に0.3秒差を付ける快勝。初戦で阪神外回りコースを経験しているというのも大きな強味になる。

ダノンプレミアム

死角の少ないダノンプレミアムに◎(撮影:日刊ゲンダイ)

穴ならデイリー杯2歳S組

 過去10年、勝ち馬こそ出していないが、ここに来て存在感を上げているのがデイリー杯2歳S組。2014年から施行時期が1ヵ月繰り下がり、朝日杯FSへのステップレースとして明確な位置付けを得たこともあり、ここ3年連続で本番でも好走する馬が出現。

2014年 14番人気2着 アルマワイオリ
→前走・デイリー杯2歳S 3番人気4着 通過順 3-3-3

2015年 1番人気2着 エアスピネル
→前走・デイリー杯2歳S 2番人気1着 通過順 4-3-2

2016年 12番人気3着 ボンセルヴィーソ
→前走・デイリー杯2歳S 8番人気2着 通過順 1-1-1

 このレースで1番人気だったエアスピネルは抜きにしても、あとの2頭は2桁人気の穴馬。3頭の共通点としては前走で先行していること。実際に本馬で先行したのは昨年3着のボンセルヴィーソだけだが、同馬とアルマワイオリの2頭は1400mで勝利経験があり、スピード色の強いタイプが好走していると言うこともできる。

 今年で言うと、デイリー杯2歳Sで1番人気4着だったフロンティアがこのパターンか。3戦全てが1600m戦だが、初戦は逃げ、2戦目は2番手先行での勝利。前走の敗戦で人気急落なら押さえる妙味も十分だろう。

この2頭は要マーク!

 京王杯2歳Sからは上位3頭がエントリー。過去10年、馬券に絡んだ京王杯2歳S組は全て前走3着以内。そこでポイントになるのは前走の上がり3F。前走の上がり3Fがメンバー中3位以内であれば〔1.4.2.8〕だが、4位以下だと〔0.1.0.23〕。末脚を伸ばせるタイプが距離延長となるこのレースでも好走しているのだ。よってこの組からはタワーオブロンドンをマーク。

 もう1頭、押さえるならサウジアラビアRCでダノンプレミアムの2着だったステルヴィオ。上で述べたのと同じように、このレースでは末脚勝負型の成績が良く、前走で500万以上・1600m以上のレースに出走し、上がり3F1位だった馬は過去10年で〔4.1.1.7〕と、半数近くが馬券に絡んでいる。ここも要注意だ。

結論

◎ダノンプレミアム
△フロンティア
△タワーオブロンドン
△ステルヴィオ

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