ラストラン、イスラボニータに◎のデータ班 狙うはヒモ荒れ!

重賞データ攻略
阪神カップ
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 有馬記念はキタサンブラックのラストランだが、こちらはイスラボニータのラストランとなった阪神カップ。スプリント路線とマイル路線の邂逅、1400m戦で輝きを放つのはどの馬か?

関東馬が強いレース

 昨年は久々に関西馬が勝利したが、2009年以降はずっと関東馬が勝利と、関西圏のレースとは思えない成績を残しているのがこの阪神カップ。

東西別成績(過去10年)
関東馬〔7.7.2.43〕
関西馬〔3.4.7.102〕

 連対率で見ても関西馬の6.0%に対して関東馬が23.7%なのだから恐れ入る。馬券に絡んだ関東馬は16頭中14頭が中山で勝利実績。例外のリアルインパクト(2013~2014年連覇)にしてもGIの朝日杯FSで2着。同じ右回りで急坂のあるコースだけに、関東馬にはそこでの実績は必須かもしれない。

中心はマイルCS組

 ステップ別の成績は以下の通り。

前走レース別成績(過去10年)
マイルCS〔4.6.4.37〕
スワンS〔2.0.1.7〕
京阪杯〔1.2.1.24〕
オーロC〔1.0.1.14〕
キャピタルS〔1.0.0.11〕
スプリンターズS〔1.0.0.10〕
1600万〔0.0.0.8〕
OP特別〔2.0.2.42〕

 1~3着馬の約半数を占めるのがマイルCS組。2桁着順から巻き返すケースも多く、定まった傾向は見当たらないが、前走・マイルCS組の関東馬は〔3.5.2.10〕と半数が馬券になっているというデータはある。

 前走・京阪杯組は馬券に絡んだ4頭中3頭が前走2着以内。全馬が勝ち馬から0.2秒差以内で走っており、こちらは前走・好走が鍵になる。

阪神カップ1~3着馬のポイント(過去10年)

  • 芝1400mで1着(30頭中23頭)
  • 芝1600mで1着(30頭中26頭)
  • 芝1200mで1着(30頭中11頭)
  • 重賞3着以内(30頭全馬)→重賞勝ち馬は30頭中21頭

 芝1400mという中間点の条件だが、好走馬を見ると芝1600mでも実績のある馬の好走例が多い。また、実績面も重要で、前走が1600万だった馬の不振もそうだが、前走がOP特別だった馬にしても重賞で実績のない馬はやや割引きが必要だろう。

狙いは内枠か外枠

 このレースを振り返ると、枠順による有利不利が大きいレースでもある。

枠順別成績(過去10年)
1~2枠〔3.1.3.33〕
3~4枠〔1.1.2.35〕
5~6枠〔1.1.0.38〕
7~8枠〔5.8.4.39〕

 とにかく外枠が有利。7枠の複勝率は37.0%、8枠も24.1%。多頭数の内回り戦だけに、中枠はゴチャつきやすいのがネックとなり、3~6枠で6番人気以内に支持されていた馬が〔0.1.0.25〕と全くの不振。唯一、馬券に絡んだのは昨年2着のイスラボニータ(3枠6番)だけである。

 ◎はそのイスラボニータ。昨年と同じマイルCSからの臨戦過程で、今年は1枠2番の好枠をゲット。本来は前で競馬もできる馬で前走は位置取りが後ろ過ぎた。現に昨年は2番手からの競馬で2着。フジキセキ産駒はキンシャサノキセキが2009~2010年に連覇、昨年の勝ち馬シュウジはそのキンシャサノキセキ産駒でもあり、相性のいいレース。ラストランのここで勝利の花道を。

イスラボニータ

現役最後のレースに臨むイスラボニータ(撮影:日刊ゲンダイ)

 問題は相手候補。その他の内枠は重賞実績やマイル実績のない馬ばかりなので手は出しにくい。そうなると外枠か。こちらも人気薄ばかりだが、当レースは10番人気以下も過去10年で2着4回、3着2回と、比較的よく絡んでいる。思い切って狙っていきたい。

 まずは7枠。初芝のモーニンは強調材料に乏しい。トウショウピストは前走でOP勝ちを納めたものの、マイル戦で〔0.0.0.3〕というのはデータ的にマイナス。狙いはサンライズメジャー。ここ2戦は3、4着と健闘しており、今年4月のマイラーズCでも勝ったイスラボニータから0.3秒差。8歳馬だがまだまだ健在。

 8枠は3頭全部をマーク。ミスエルテは阪神1600mで新馬を勝ち、次戦のファンタジーSを快勝。まだ前走だけでは見限れない。シュウジは前述の通り、昨年の勝ち馬。シャイニングレイは前走でスプリント重賞を勝利。1400mに勝ち鞍はあっても1600mにはない馬だが、元々は芝2000mのホープフルS勝ち馬。距離短縮で頭角を現したが、純粋なスプリンターではない。当レースの好走パターンに当てはまる馬だ。

 中目の枠から押さえるならキャンベルジュニアを推したい。ここ2戦は1400m戦で連敗しているが、敗因は馬場に尽きる。関東馬優勢の中でも、このレースで4勝(キンシャサノキセキ・リアルインパクトともに連覇)を挙げている堀厩舎、しかもその4勝全てが外国人騎手でのもの。3走前の重賞2着から力は通用する。

結論

◎イスラボニータ
△サンライズメジャー
△ミスエルテ
△シュウジ
△シャイニングレイ
△キャンベルジュニア

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