ダノンマジェスティの真実 和田&松若「乗り味がいいわけでは…」

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きさらぎ賞
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クラシックへの足がかりに 大器ダノンマジェスティがヴェールを脱ぐ

デスク「近年は少頭数が続いているレースだが、今年は6年ぶりの二桁頭数とはいえ、10頭立て。びっくりするほどの波乱はなさそうだし、本紙中邑も◎ダノンマジェスティでの順当決着と見たわけだな」

中邑「2歳重賞ならまだしも、明けて3歳の重賞になると1戦1勝馬に◎を打つのも勇気の要ることなんですが、ダノンマジェスティの素材は別格ですね。初戦は直線で外へ逃げながらも、上がりの速いレースラップを差し切って、なおかつ2着に3馬身半差の圧勝でした。若さの目立つ走りから不安材料もあるとはいえ、逆にレースを経験した強味の方が大きいはずですし、この中間に馬具や調整法を工夫した効果も期待できるはずです」

田崎「ホント、前走は直線で鞍上が外に逃げるのを抑えるのがやっと、といった感じでしたが、それで上がり33秒0の数字には脱帽です。これはクラシックを意識できる器だと思いますよ」

須藤「器だけなら、皐月賞馬の兄アルアインを凌いでいるかもしれませんね」

広田「前走の阪神から、より瞬発力が求められる京都に替わるのも、この馬にはプラスでしょうね。ちょっと、このメンバーでは決め手が一枚も二枚も違うような気がしますよ」

「気配でピンとくる馬もいないですからね。ならば動きの良さで判断せざるを得ないんですが、やっぱりダノンマジェスティでしょうがないかと」

デスク「当然、陣営も相当な手応えを感じているんだろ?」

瀬古「音無師は“真っ直ぐ走ってたら32秒台で上がれていたけど、荒っぽい勝ち方で課題は残した”と、初戦を振り返っていましたが、中邑君も言っていたように、中間はリングハミに換えた上に、左に馬を置く形で追い切りでも工夫してきました。和田騎手の騎乗停止によりピンチヒッターに指名された松若騎手も“初戦で見せたような面は出さずに、真っ直ぐに走れていました”と、最終追いの初コンタクトで好感触を掴めた様子です。キャリア1戦で未知数な面は多いですが、アッサリ勝って不思議のない器でしょうね」

那谷「俺は、その松若騎手と初戦で騎乗した和田騎手にも話を聞いてみたんだが、二人とも共通して言っていたのは“能力が高いことは確か。でも、乗り味がそこまでいいわけではない”ということなんだ。スローの新馬戦を豪快に差し切って勝った馬が、厳しいラップとなった次走で飛ぶケースは、そう珍しいものではないと思うけどな」

ダノンマジェスティ

前売りでも断然の人気を集めているダノンマジェスティ(青帽)(撮影:日刊ゲンダイ)

持木「そういう不安は確かにあると思いますが、僕はメンバー唯一のオープン馬であるカツジを素直に信頼します。前走のデイリー杯は、勝ち馬がホープフルSで2着、3着馬も朝日杯で4着と、GIで結果を出したように、なかなかのハイレベルと見ていいはずです。以来の久々となりますが、調教の動きも抜群ですから心配する必要もないですね」

桜井カツジは予定していた朝日杯FSをフレグモーネで回避する誤算があっての久々となるわけですが、“ジックリと調整し直したおかげで前走時よりパワーアップしている。むしろいい休養になったんじゃないかな”と、池添兼師の表情は明るかったですね。ここは将来性を買うよりも、確かな実績を買う手だと思いますよ」

瀬古「僕は将来性を買う立場で行きたいと思いますが、ダノンマジェスティと同等かそれ以上に奥を感じるのがグローリーヴェイズです。初戦が道中で物見をしながらの逃げ切り、前走は出遅れて後方から差しての2着と、まだ若さは目立ちますが、2戦とも違うパターンの競馬に対応したという点は評価すべきで、展開の読みづらい若駒のレースでは自在性が大きな魅力となるはずです」

坂倉グローリーヴェイズの前走は、出遅れてのスローペースで展開が厳しかったこともありますが、“直線の坂で伸びが鈍ったあたり、平坦の方がいいのでは”と陣営が判断してここを選択したそうです。“この中間は馬体に成長を感じるし、仕上げに手間取るタイプでもないので状態面に不安はない。あとは落ち着いてレースに臨めるかだけ”と、尾関師も手応えは十分にある様子でしたね」

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