人気が被ってしまいそうなダノンキングリーを軸にすべきか否か

重賞データ攻略
毎日王冠

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 例年よりも少ない10頭立てのゲートインとなったが、半数の5頭がGI馬という豪華なメンバー構成。秋のGI戦線を占う重要な一戦にデータで立ち向かう。

馬券の軸は3歳馬?

 距離が1800mということで、有力馬の始動戦ながらもマイラーと中距離馬が入り乱れる毎日王冠だが、それに加えて、有力3歳馬と古馬との対決という性格もあるのがこのレースの特徴だろう。

年齢別成績(過去10年)
3歳〔2.4.0.11〕
4歳〔4.2.4.19〕
5歳〔2.2.2.23〕
6歳〔1.2.1.17〕
7歳以上〔1.0.3.24〕

 連対率は3歳馬が35.3%でトップ。4歳馬が20.7%と続く。今年の3歳勢はダノンキングリーランフォザローゼスの2頭だが、ここはやはりダービー2着と世代最上位のダノンキングリーの取捨がポイントになりそう。

ダービー出走馬の次走成績(過去10年・国内に限る)
1着馬〔5.1.0.1〕
2着馬〔6.2.0.2〕
3着馬〔1.0.0.5〕
4~5着馬〔4.4.1.7〕
6~9着馬〔3.2.4.29〕
10着以下〔7.8.10.58〕

 ダービー連対馬は次走の勝率が64.7%、連対率は82.3%にもなる。古馬混合重賞に出てくるケースは少ないものの、それでも〔2.0.0.1〕と勝ち切るケースが複数あった。問題はダービー出走組が毎日王冠で通用するかどうか、だろう。

毎日王冠で馬券に絡んだ前走ダービー組(過去10年)
2010年 1着 アリゼオ 前走・ダービー13着
2012年 2着 ジャスタウェイ 前走・ダービー11着
2018年 2着 ステルヴィオ 前走・ダービー8着

 過去10年で前走ダービー組は3頭が連対しているが、その3頭のダービーでの着順は8~13着。各年毎の出走馬のレベルにもよるが、ダービー2着の実績は例年以上と言える。同条件の共同通信杯での勝利もあり、馬券の軸にはダノンキングリーを推奨する。

ダノンキングリー

人気でも「買い」でやむなしダノンキングリー(撮影:日刊ゲンダイ)

軸馬

ダノンキングリー

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平日はトレセンで東奔西走、週末はレース予想&馬券に全力投球。競馬専門紙「優馬」を支えるトラックマン&記者のプロフィールをご紹介します。