5着エタリオウ次は確実に… 6着グローリーヴェイズは「ノーカウント」

佐藤直文 レース回顧
京都大賞典
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4年ぶりの重賞V ドレッドノータスが蘇る

 確たる逃げ馬が不在でのスローペースも予想されたが、前半1000mは59秒7というソコソコの流れ。ただ、開幕週の馬場としてけっして速いペースではなく、多頭数ゆえに後方待機組が早めに動けなかったことも、前残り決着を生んだように思う。

 ドレッドノータスは、好位のインをロスなく追走し、直線でも前がスムーズに開いてあとは逃げた馬を交わすだけという、立ち回りの巧さを生かし切った形で、マイナス12キロの馬体重もこのくらいがベストと思える体つきだった。これが4年前の京都2歳S以来となる嬉しい重賞2勝目だが、セン馬ならまだまだ息の長い活躍ができるはずであり、今後も目が離せない馬となるだろう。

ドレッドノータス

11番人気の6歳セン馬ドレッドノータスが優勝(撮影:日刊ゲンダイ)

 2着ダンビュライトは、逆にプラス12キロの馬体であったが、こちらは戻った分。ハナを切って自分の競馬ができたのに加え、京都コースは走る馬だ。ただ、距離はもっとあっていいタイプかもしれない。

 3着シルヴァンシャーは、前が残る流れを外を回って追い上げてのもの。それだけでも価値があるが、半年ぶりの骨折明けや初の重賞挑戦を思えば、相当な能力を示したと言える。

 4着ノーブルマーズは、枠なりにロスなく運ぶことができたが、やはり決め手不足。もう少し時計のかかる決着が理想だろう。

 5着エタリオウは、出負けして後方からとなったのは仕方ないが、カラ馬に外から蓋をされたこともあって勝負どころで動けなかったのが痛かった。ただ、基本的に叩き良化型であり、次は確実に変わってくるはずだ。

 グローリーヴェイズは、行きたがるのを宥めながら先行する不本意な形。直線でも、さあこれからというところで不利を受けたもので、今日の結果はノーカウントとしていいかもしれない。エアウィンザーは、好位で流れに乗れていたが、手応えがなくなるのが早過ぎた。敗因が距離だけとは言えない負け方だろう。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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