“複勝一本勝負”したいシンザン記念の穴馬　晴れ予報の中京なら「足りる」

シンザン記念：とっておき穴馬

西の穴馬捜索班　吉田ＴＭ
セラフィナイト
「未勝利を勝ち上がったばかりで一気の相手強化となるが、重要な点はそこではなく馬場状態。回転の速いフットワークで、デビュー戦のような道悪ではノメりっぱなしで力を発揮できなかったが、良馬場の前走では捌きの難しい位置取りから馬群をこじあけての快勝だった。その勝負根性もさることながら、１０００ｍからゴールまで加速ラップを計時し、ロングスパートが要求される決め手勝負に対応してみせたことも大きな魅力。大荒れの日本海側とは対照的に、中京競馬場は晴れ予報。ならば、ここでも足りていいはずだ。３年前にはアーモンドアイが未勝利勝ちからここを勝ったように、この時期の３歳重賞に実績や格は不問。それでいての人気薄なら、複勝一本勝負でもお腹一杯になりそうだ」

11月の東京競馬で未勝利を勝ち上がったセラフィナイト(左)

オフコースの穴狙い　持木ＴＭ
ピクシーナイト
「馬体重増の上に出遅れもあった前走の秋明菊賞でも、直線は良い末脚を見せていました。調教は動くタイプとは言え、最終追いは併せた相手を並ぶ間もなく抜き去る抜群の動き。本当に良くなるのはまだ先でしょうが、現状でも好勝負になるのではないでしょうか」