東京新聞杯はGI馬VS上がり馬 データ班の◎は…

重賞データ攻略
東京新聞杯

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 昨年はこのレースを勝ったヴァンセンヌが安田記念でも2着に好走、春の大舞台へ向けて注目度が近年上昇中の古馬マイル重賞。

勝ち馬候補は…?

勝ち馬を探す上で絶対に満たしたいポイントは以下の2点。過去10年の勝ち馬全てがこれをクリアしている。

  • 前走5着以内 ※GIの場合、この限りではない。
  • 東京芝での連対実績

 また、準OP勝ち直後の馬が2勝と、それほど実績にはこだわらなくてもいいのかもしれない。その2頭の特徴を挙げると、

2015年1着 ヴァンセンヌ 通算成績〔5.1.0.4〕
 →前年成績〔3.1.0.0〕で3連勝中

2009年1着 アブソリュート 通算成績〔5.1.2.3〕
 →前年成績〔3.1.2.2〕で6戦連続3着以内

 上記を見るに、勢いの有無がポイントとなりそう。今回のメンバーでは、準OP勝ちではなく、OP勝ち直後ではあるがダッシングブレイズがこれに近い。

ダッシングブレイズ 通算成績〔5.2.0.3〕
 →前年成績〔4.1.0.3〕で3連勝中

 1番人気が過去10年で〔1.1.2.6〕と不振なレースで、ダノンプラチナに1番人気を背負ってもらえるなら、ダッシングブレイズにとっては走りやすいと言う他ないだろう。

穴を狙うならニューイヤーS組

 過去10年を振り返って、ステップ別で目立つのは前走・ニューイヤーS組の〔2.3.2.11〕と、前走・阪神C組の〔2.0.2.9〕。年齢別の成績にこれといった偏りは感じられないものの、7歳以上となると、過去10年で〔0.1.1.43〕と流石に一息。

 2~3着馬に関しては、それほど前走の着順に条件はないが、前走の人気には注意したい。前走で2桁人気だった馬は過去10年の1~3着馬には1頭しかおらず、割引きの要素となる。

 となると、前走・阪神C組は3頭全てが2桁人気なので手は出しづらい。ならば素直に前走・ニューイヤーS組のダイワリベラルグランシルクをマーク。

グランシルク

前走ニューイヤーSは1番人気3着だったグランシルク(撮影:日刊ゲンダイ)

 その他では前項の勝ち馬の条件を満たしていたダノンプラチナスマートレイアーも余裕があれば押さえに。

結論

ダッシングブレイズ
ダイワリベラル
グランシルク
ダノンプラチナ
スマートレイアー

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