菊花賞の軍資金ＧＥＴにオススメの２頭に絞れるレースとは！？

日曜新潟７Ｒの若手騎手限定戦には取材を担当する厩舎から有力な２頭が出走している。それぞれ紹介したい。（栗東厩舎取材班：桜井真人TM）

　まずはオンザダブル（栗東・池添学厩舎）から。戦績を見ての通りダート適性の高さは疑いようがなく、また距離も現状では1200ｍがベストの印象で、条件面に不安はない。大型馬の休み明けだけに気になるのは仕上がり具合だが「トレセンにいる時点で530キロ前後。恐らく当日もプラス体重になるだろうが、ほとんどが成長分で決して太くは映らない。調教は十分に積んできたし力は出せる」と池添学師は、心配無用という表情だった。昇級も苦にする器と思えず、レースぶりに注目したい。

前走は翌日の古馬１勝クラスよりも速い時計で快勝したオンザダブル

　もう一頭はエクロール（栗東・長谷川厩舎）。現級で何度も上位争いをしている力の持ち主なのだが、その反面どうしても勝ち切れないのが悩みの種。今回は詰めの甘さの解消を求めて、ダートに矛先を向けてきた。父トランセンドという血統背景はもちろん、走法からも「ダートは問題なくこなせる」と長谷川師。加えて今回は４キロ減の今村聖奈騎手も起用し、あと一押しが利いていいはずだ。発馬を決めて前々で運べればチャンスは十分と見る。取材の感触からも２頭の甲乙は付け難く、またメンバー的に両馬が揃って崩れることも考えにくい。人気でも手堅く２頭軸で狙うのが最適か。

初ダートで一発の魅力あるエクロール