【函館記念】◎打つなら「距離短縮の馬」 絶好の狙い時きた“激穴の1頭”

とっておき〇〇馬
函館記念

函館記念:とっておき穴馬

ひと味違うチーフの狙い 小桧山TM

キングオブドラゴン

「近年の傾向から苦戦を強いられているのが前走で条件戦を勝ち上がってきた馬。そして、前走から距離延長となる馬も結構厳しく、前哨戦である1800mの巴賞組の好走例こそあれ、ここで来ているのはそこで惨敗していた馬たちであり、巴賞とここの連続好走はかなり難しいことなのだ。今回人気を集めている馬の多くがこの厳しい条件下に置かれている一方で、近年好走が目立っているのが前走から距離短縮となる馬たち。そもそも馬場の重い函館では距離以上のスタミナが要求されるためであり、雨の影響もあるのであればなおさらであろう。あとは、前で運べる馬と6歳以上の高齢馬の活躍。このあたりもふまえて◎に指名したのがキングオブドラゴンだ。先行して、気の悪ささえ出さなければもうひと脚使えるタイプであり、力の衰えがないことは日経新春杯や京都記念で証明済みだ」

キングオブドラゴン

スタミナを要する条件ならよろこんで買いたいキングオブドラゴン

筆者:


1964年福島県会津若松市生まれ 1986年入社。基本は厩舎取材だが、少しは時計班の手伝いをすることも。予想スタイルは、対戦成績、格、取材の手応えを絡めて。馬券は単勝、複勝、馬連で。学生時代の先輩から競馬を教わり、のめりこんで現在に至る。