【秋華賞】モリアーナ「充実期に入った!」と現場からは“確信”の声 大舞台でもベテランが魅せる!

調教班レポート
秋華賞府中牝馬S

 日曜日の京都11R秋華賞に出走するモリアーナ(美浦:武藤厩舎)。秋緒戦の紫苑ステークスでは直線一気の末脚で重賞初制覇を果たし、コンビ2度目となる横山典騎手を背に新たな一面を披露した。前走後はウッドコースを主体に調整し、1週前に前回同様に障害オープンのアトラクティーボを調教パートナーに2秒近く追走するハードな攻め。折り合いもついてしっかりと終いは伸びた。これまで同様にレース当週は単走のパターンを守り、上がり36秒6~11秒4を計時。叩いた効果は十分だろう。ハリのある馬体が目立ち、充実期に入っている印象を受ける。大舞台でもいいレースをしてくれそうだ。

モリアーナ

前哨戦を鮮やかに制し充実ムードのモリアーナ

 土曜日の東京11Rは府中牝馬ステークスが行われる。担当する坂路コースで上々の仕上がりを見せるのがルージュエヴァイユ(美浦:黒岩厩舎)。先週のウッドコースで好内容で動き、ほぼ中身が出来上がってからの登坂。直前は併せ馬で追走して楽に併入と態勢は整っている。

筆者:


美浦時計班・坂路コース担当。馬券は馬連とワイドがメイン。堅い軸馬を探し相手を絞り込めた時が勝負で、買い目は1~2点が多い。