【天皇賞(春)】「複勝率100%」の鉄板軸馬と“マーク必須”の3頭の相手候補

重賞データ攻略
天皇賞(春)

~天皇賞(春)・過去10年の傾向分析~

 過去10年のステップ別成績を見ると、前走・阪神大賞典組〔4.6.5.50〕で連対数1位。この組が3着以内馬の半数を占めており、昨年も馬券圏内を独占。まずはこの組に注目してみたい。

 阪神大賞典組のなかでも、その勝ち馬〔4.2.2.1〕と好走率が高くなっており、さらに鞍上が継続騎乗する関西馬に限れば〔3.2.2.0〕と好勝負必至。この条件に当てはまるサンライズアースを馬券の軸に推したい。また、阪神大賞典で2着以下に敗れていても、そこで5番人気以内に推されていた5歳以上の関西馬に限れば〔0.4.1.15〕。さらに、これまでに春の天皇賞で3着以内に好走した実績のある馬なら〔0.3.1.1〕複勝率8割ブローザホーンを要マーク。

◇主な前走レース別成績
・阪神大賞典〔4.6.5.50〕
・日経賞〔2.1.2.37〕
・大阪杯〔1.1.0.4〕※G1
・ダイヤモンドS〔0.1.1.16〕
・京都記念〔0.0.1.4〕

好状態をキープしているサンライズアース(奥)

好状態をキープしているサンライズアース(奥)

 続いて連対数2位の日経賞組に注目。この組は〔2.1.2.37〕となるが、前走で4角2番手以下から1着か負けても0.2秒差以内に好走していた5~6歳馬なら、近5年に限れば〔1.1.2.1〕。狙いはマイネルエンペラー

着実に力をつけているマイネルエンペラー

充実一途のマイネルエンペラー

 さらに出走頭数こそ少ないが〔1.1.0.4〕のG1大阪杯組にも注意は必要。この組は3000m以上で勝ち鞍のあった馬が〔1.1.0.0〕ジャスティンパレスを要警戒。