ダイヤモンドSは、トップハンデ馬が4年連続連対中! 今年は…
3400mという長距離で行なわれるハンデ重賞、ダイヤモンドS。道中の駆け引き、直線の攻防…、3分半に及ぶ長い戦いをデータで徹底分析。
4歳馬が優勢、高齢馬の取捨は…
今年の出走馬には6~7歳馬も多いが、9歳馬や11歳馬の存在もまた同じくらい目立つ。
年齢別成績(過去10年)
4歳〔4.4.4.15〕
5歳〔4.0.1.31〕
6歳〔1.2.3.25〕
7歳〔1.2.1.21〕
8歳以上〔0.2.1.29〕
こうして見ると、全体的に若馬の強さが際立っており、特に強いのが4歳馬だ。今年はカフジプリンスしか4歳馬がおらず、これは要マークだろう。
一方、7歳以上の高齢馬についても考えてみよう。7歳以上の馬は過去10年で〔1.4.2.50〕という成績。馬券に絡んだ7頭中5頭は過去に3000m以上のレースで連対経験があった馬だった。例外の残り2頭も万葉Sで0.1秒差4着、菊花賞で7着があり、全く実績がないわけではなかった。この点で言えば、7歳以上ではファタモルガーナ、フェイムゲーム、ラブラドライトの3頭が候補に挙がる。
トップハンデ馬が好成績
このレースを紐解く上で重要なのがハンデ。前走からの増減も合わせて整理してみたい。
斤量別成績(過去10年)
52キロ以下〔0.1.5.30〕
53~54キロ〔3.2.2.44〕
55キロ〔2.2.2.16〕
56~56.5キロ〔1.3.1.20〕
57~57.5キロ〔3.0.0.8〕
58キロ以上〔1.2.0.3〕
斤量増減なし〔2.3.3.45〕
斤量増〔5.2.1.10〕
斤量減〔3.5.6.66〕
52キロ以下のグループからは勝ち馬は出ておらず、馬券的には3着付けで十分。ハンデの重い57キロ以上のゾーンは勝率が良い傾向にあるが、当たり外れが激しいことも頭に入れておきたい。また、前走からの斤量の増減では、率的には斤量増のグループが優勢。次に、ステップ別の成績を見てみよう。
前走レース別成績(過去10年)
万葉S〔3.1.1.32〕
AJCC〔3.0.0.17〕
日経新春杯〔1.1.2.10〕
有馬記念〔1.0.0.2〕
ステイヤーズS〔0.1.1.8〕
白富士S〔0.1.0.6〕
長距離戦ということで、息もちという面から考えるとあまり間隔があくと良くないようで、過去10年の勝ち馬はすべて中3週~中8週の出走間隔だった。
そこで◎にはやはり4歳馬のカフジプリンス。昨秋の菊花賞は8着だったが、3番人気に推されたのは長距離適性の裏付けでもある。日経新春杯からという臨戦課程も丁度良い。それに、ハーツクライ産駒は長距離戦に滅法強く、このレースでも〔3.2.0.3〕。唯一の4歳馬を中心視したい。
まだ名前の挙がっていない所ではアルバート。フェイムゲームと並んでトップハンデ58キロを背負うが、当レースではトップハンデ馬が4年連続で連対中。ステイヤーズS連覇の実力に加えて、東京コースでの実績も豊富。こちらも無視できない存在だ。
結論
◎カフジプリンス
△ファタモルガーナ
△フェイムゲーム
△ラブラドライト
△アルバート
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