大混戦CBC賞 新規参入シャイニングレイ陣営は半信半疑?
スプリント路線にまたまた新星 本紙田崎はシャイニングレイを抜擢
デスク「重賞未勝利馬が勝った春の高松宮記念と同じ舞台で、開幕週とはいえ同じ道悪、そしてフルゲート18頭のハンデ戦とくれば、波乱の臭いもプンプンするが、実際に人気も散りそうだよな」
田崎「まぁ、このレースも含めてですが、それだけ今のスプリント路線に核となる馬が見当たらないことは確かですね。そういう意味からも、この路線へ新規に参入してきたシャイニングレイに魅力を感じます。折り合いに苦労していた馬ですが、1400mに距離を短縮してきた前走でスッキリと解消できましたし、その競馬ぶりから、1200mに対応できるスピードもあると見ました」
吉田「シャイニングレイは、前走でもいくらか行きたがる面が見えました。ラップ的にも緩むことのなかったレースでしたから、対応できるというよりも、むしろ1200mでよりスムーズに力を出し切れるんやないかと思いますわ」
細川「気性面の成長を待ちながら中距離を使い続ける、という選択肢もあったかとは思いますが、2年も休んでいた馬ですし、スパッと路線を切り替えた陣営の判断も正解だったんでしょうね。ただ、前走については“馬込みの中でうまくタメが利いたもので、状況的に恵まれた感がある”と、高野師も半信半疑の様子なんですよ。なので、今回は思ったほど強気なわけではなく、“同じ競馬ができればチャンスがある”といった程度なんですよね」
桜井「シャイニングレイには未知の魅力もありますが、やはりここは実際にこの距離で確かな実績を残しているメラグラーナを信じたいですね。1200mで大きく負けたのは前走の高松宮記念を含めて2戦だけですが、ともに降雨の影響を受けた道悪でした。それだけに、今回も天気の心配はないのかと池添学師に尋ねたところ“負けた2戦とも開催最終週での道悪だったけど、今回は馬場の荒れていない開幕週。多少なら雨が降っても大丈夫”との答えが返ってきました。当日に大雨でも降らない限り、そう神経質にならなくてもいいのではないかと思います」
瀬古「加えて言えば、メラグラーナが1200mの良馬場で唯一2着に負けた時の勝ち馬が、のちにGI馬となったセイウンコウセイですからね。底を見せていない良馬場でこのメンバーなら、まず負けないと思いますし、池添学師の言う通り、開幕週ならば同じ道悪でもこなせる可能生が高いでしょう。馬場が不安視されて、それほど人気が被らないのも、買う側にとってみれば好都合ですね」
小野智「戸崎圭騎手も“良馬場なら好勝負です”と自信の表情でしたが、やっぱり“高松宮記念の時にような馬場だと厳しい”と言ってるんですよ。当日の馬場を見て、軸として買うか、全く買わないかのどちらかになるでしょうね」
持木「当日は降らない予報ですし、土曜からの回復も見込めるとはいえ、やはり当日の馬場状態で取捨を決めたいですね。個人的には上位争いできると思っていますが…」
中邑「僕は、久々でもここへ向けてキッチリ仕上げてきたエイシンスパルタンを狙います。この馬もけっして道悪が得意とは思えないんですが、メラグラーナが沈んだ2走前の京阪杯では2着を確保してますからね。まだ重賞に手が届いていないとはいえ、昨春の春雷Sでの強い勝ちっぷりからも、このメンバーなら、という気がします」
桜井「エイシンスパルタンは、半年ぶりとなる点が鍵となりますが、最終追いなどはブランクを感じさせない素晴らしい動きでしたし、そもそも休み明けを苦にする気性ではないので、割り引く必要はないでしょうね。重賞では一歩足りないイメージもある馬ですが、いずれも正攻法で臨んでの接戦ですから、残り目は十分あると見ていいですよ」
菅「これまた道悪に不安があるトーセンデュークですが、春にはこの中京の1400mをレコード勝ちしていますし“前走は少し力んだ走り。競馬での折り合いを考えれば距離短縮はいいと思う”と、陣営は初の1200mもプラスと捉えています。一方で“道悪だとこの馬の持ち味が生かせない”とも。開幕週だけに、極端な悪化はないと思いたいですが…。それでも、帰厩後から右肩上がりで順調に仕上っていますし、レースへ向かう気配がやけに良く映り、今年の中では一番かと思えるので、初志貫徹の◎ですね」
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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