「継続騎乗」と「4着以下なし」がポイント 阪神JFの◎は…
女王候補のグランアレグリアが朝日杯FSへ向かい、牡馬との対決へ。それでも牝馬路線は素質馬がズラリと並び好勝負は必至。2歳女王を巡る乙女達の争いをデータで丸裸に…!?
勝ち馬は5番人気以内から
賞金が400万の馬は3頭のみと、出走自体も難しくなってきた阪神JF。来春のクラシック戦線を見据える上でも、とにかく目が離せない一戦だ。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔4.1.1.4〕
2番人気〔2.2.0.6〕
3番人気〔0.2.2.6〕
4番人気〔1.1.3.5〕
5番人気〔3.1.0.6〕
6~10番人気〔0.2.4.44〕
11番人気以下〔0.1.0.79〕
勝ち馬はすべて5番人気以内から出ており、2着馬も10頭中7頭がこの範囲。2012年に15番人気のクロフネサプライズが2着というサプライズが飛び出したものの、それ以外はすべて10番人気以内の馬が馬券に絡んでいる。
所属別成績(過去10年)
関東馬〔4.5.6.39〕
関西馬〔6.5.4.111〕
脚質別成績(過去10年)
逃げ〔0.0.0.10〕
先行〔2.2.2.31〕
差し〔7.6.6.59〕
追込〔1.2.2.50〕
馬券に絡んだ数では東西互角だが、出走数の差で率の面では全て関東馬がリード。脚質別の成績では逃げ馬は不振。差しタイプの馬を中心に考えたい。
キャリアは2~3戦が理想
以前は新馬勝ち直後の馬も好走していたが、前走・新馬組が馬券対象になったのは2012年が最後。新馬戦の開催時期が早まり、早期デビュー&キャリアの累積が重要になってきたと言える。
キャリア戦数別成績(過去10年)
1戦〔1.0.2.12〕
2戦〔6.2.3.27〕
3戦〔3.3.3.55〕
4戦〔0.4.2.28〕
5戦以上〔0.1.0.28〕
勝ち馬候補にはキャリア2~3戦の馬を推したい。キャリア5戦以上となると、明らかに割引き。また、勝ち馬に関しては乗り替わりの有無もポイントで、10頭中9頭までが前走から継続騎乗だった馬。有力騎手が香港遠征というタイミングだが、こちらも軽視は出来ないデータ。
それぞれの臨戦過程の狙い目は…
当レースの前哨戦として設定されているアルテミスSとファンタジーSを除けば、各馬のステップにはややバラつきがある。その中でも傾向を探っていきたい。
前走レース別成績(過去10年)
アルテミスS〔2.3.1.8〕※GIII格付け後
ファンタジーS〔1.2.2.37〕
赤松賞〔1.1.1.6〕
新馬〔1.0.2.12〕
未勝利〔1.0.0.11〕
500万〔2.3.2.46〕
OP特別〔1.0.1.17〕
アルテミスS組は前走2着以内〔2.2.1.2〕、前走1番人気〔1.2.0.1〕だから、狙うなら上位2頭のシェーングランツ、ビーチサンバ、1番人気に推されていたグレイシア。ファンタジーS組は馬券に絡んだ5頭全馬が前走3着以内、5頭中4頭が前走上がり3F2位以内という点から、ダノンファンタジーが候補に。
前走が500万~OP特別だった馬に目を移すと、前走が「東京コース」で「0.2秒差以上の着差をつつけて1着」なら〔2.1.1.4〕となる。この組からは2年前の勝ち馬ソウルスターリングと同じくアイビーS快勝から臨むクロノジェネシスが浮上。
前述の通り、勝ち馬10頭中9頭は鞍上が前走から継続騎乗、また10頭全馬はキャリア内で4着以下がゼロの馬だった。この2点を考慮すると◎は2戦2勝のクロノジェネシス。今年、東京コースで上がり3F32秒台をマークした2歳馬は本馬も含めて3頭だけ。決め手はGIの舞台でも。
結論
◎クロノジェネシス
△シェーングランツ
△ビーチサンバ
△グレイシア
△ダノンファンタジー
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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