ブラストワンピースは「買う必要ナシ」 のしかかる不吉なデータ
一昨年の有馬記念の勝ち馬ブラストワンピース、当舞台の重賞で3戦3連対のミッキースワローを中心に今年も好メンバーが集結。2020年の初陣を飾るのは一体どの馬か?
重賞実績に注目
勝ち馬10頭のGI、GII実績を見ていくとある共通点が浮かび上がる。過去10年の勝ち馬10頭の実績は以下の通り。
勝ち馬10頭のGI、GIIの最高着順(過去10年)
2010年 ネヴァブション GI・7着 GII・1着
2011年 トーセンジョーダン GI・5着 GII・1着
2012年 ルーラーシップ GI・4着 GII・1着
2013年 ダノンバラード GI・3着 GII・2着
2014年 ヴェルデグリーン GI・8着 GII・1着
2015年 クリールカイザー GI・未出走 GII・2着
2016年 ディサイファ GI・8着 GII・1着
2017年 タンタアレグリア GI・4着 GII・2着
2018年 ダンビュライト GI・3着 GII・3着
2019年 シャケトラ GI・4着 GII・1着
勝ち馬10頭中9頭はGIで連対がなく、GIIで連対実績のある馬だった。過去10年でGI馬が〔0.1.0.9〕とあるように、叩き台の可能性もあるGI馬はここでは不振。人気の中心になりそうなブラストワンピースをわざわざ買う必要は無いと言っていい。代わりにGIは一息でもGIIなら勝負になるという馬を狙うのが良さそうだ。今回、これに合致するのは、サトノクロニクル、スティッフェリオ、ステイフーリッシュ、ミッキースワローの4頭。
中山実績にも要注意
さらに勝ち馬10頭を見ていくと、コース実績にも共通点が見つかる。この10頭のうち7頭は、中山芝2000m以上の複勝率が50%以上の中山巧者でもあった。クセの強いコースだけに、この実績も重視したい。スティッフェリオは、昨年9月のオールカマーを勝っているだけに巧者のイメージもあるが、中山での複勝率は25%止まり。残ったのは、サトノクロニクル、ステイフーリッシュ、ミッキースワローの3頭だ。
推奨馬
サトノクロニクル
ステイフーリッシュ
ミッキースワロー
宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
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山崎TM
チャンピオンズC(GI)
払戻金 12万0200円
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松田(競友)
ステイヤーズS(GII)
払戻金 39万6410円
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石川(競友)
11/30(土)中山12R
払戻金 41万8000円
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小島TM
11/30(土)中山2R
払戻金 31万4350円
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