東京新聞杯で「買える4歳馬」と「買えない4歳馬」をハッキリさせる

重賞データ攻略
東京新聞杯

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 昨年の勝ち馬インディチャンプは安田記念&マイルCSを制してマイル王に君臨、一昨年は年度代表馬リスグラシューが勝ち馬に名を連ねている東京新聞杯。データから推せるのは…?

近年は明け4歳馬が大活躍

 2014年から2016年にかけては6歳馬が3連勝としていたが、2017年からの近3年は4歳馬が3連勝。若馬の勢いに年長馬が押されているという状況になっている。

年齢別成績(過去10年)
4歳〔5.4.3.26〕
5歳〔1.4.6.27〕
6歳〔4.1.0.29〕
7歳以上〔0.1.1.37〕

 7歳以上となるとはっきり不振。4歳馬は勝率・連対率・複勝率すべてでトップの成績を収めており、今年もヴァンドギャルドクリノガウディーケイデンスコールシャドウディーヴァの4頭がスタンバイ。今回はこの4頭の取捨選択に焦点を当ててみたい。

4歳馬の好走ポイント(過去10年)

  • 重賞3着以内(12頭中11頭)
  • 芝1600mで1着(12頭中11頭)
  • 東京芝で1着(12頭中8頭)
  • 生涯複勝率50%以上(12頭中11頭)
  • 前走5着以内(12頭中10頭)

 上に挙げたポイントを全てクリアしたのはヴァンドギャルドだけ。昨年の勝ち馬インディチャンプと同じく福永Jが騎乗、条件戦からの連勝中に加えて前年春にGIII・毎日杯で3着と、重賞で好走していた点も全く同じ。4歳馬の中でもこれが一歩抜けた存在。

ヴァンドギャルド

3連勝中の上がり馬ヴァンドギャルド(左)(写真は新馬戦勝利時、撮影:日刊ゲンダイ)

 1つしかクリアできなかったクリノガウディー、東京芝1着がなく前走大敗のケイデンスコールはデータ的に苦しい。

 もう1頭挙げるなら、今回が初のマイル戦ということで芝1600m実績こそなかったが、それ以外はクリアしているシャドウディーヴァ。一昨年の勝ち馬リスグラシューと同様に、前年のエリザベス女王杯に出走。血統的にも同じくハーツクライ産駒という共通点もある。

推奨馬

ヴァンドギャルド
シャドウディーヴァ

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