データを覆すのはエイシンヒカリか?ラブリーデイか? 秋の天皇賞を徹底検証

【データで勝つ!重賞レース完全攻略】
前哨戦を勝って顔を合わせることになったエイシンヒカリとラブリーデイ。データ的にはどちらも不安要素はあるが…。スワンS&アルテミスSも掲載!

重賞データ攻略
天皇賞(秋)スワンSアルテミスS

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天皇賞(秋)

 どこから買えば良いのか、正直に言って悩むメンバー構成。主なステップは毎日王冠、京都大賞典、札幌記念辺りだが、レース毎に傾向がはっきり分かれているのが特徴だ。

前走別成績(過去10年)

毎日王冠〔6.3.2.49〕
 →1~2着馬に限れば〔4.2.2.8〕と半数が複勝圏内。
 →ただし、毎日王冠組でワンツー決着した年はない。1着&3着は2回ある。

京都大賞典〔0.0.0.16〕
 →それほど出走数が多いわけではないが4着が最高。

札幌記念〔2.0.2.8〕
 →馬券に絡んだ4頭はすべて札幌記念の勝ち馬(過去10年で全6頭)。

オールカマー〔0.1.0.27〕
 →馬券に絡んだのは2006年2着のスウィフトカレントのみ。

宝塚記念〔2.3.1.16〕
 →同年の宝塚記念に出走していた全馬でみると〔6.4.2.44〕
 →宝塚記念1着馬はここ10年間、秋の天皇賞ではすべて馬券圏外

年齢別成績

3歳〔0.2.3.10〕
4歳〔4.4.2.30〕
5歳〔5.4.3.39〕
6歳以上〔1.0.2.63〕

 実績面では東京の芝で行われた重賞で5着以内、もしくはOP勝ちが最低ライン。過去10年の1~3着馬で例外は2005年1着のヘヴンリーロマンスと2008年2着のダイワスカーレットだけ。この2頭の共通点は前走で古馬混合の芝2000m戦のGIIを勝っていること。逆説的には、この実績があれば東京コース実績には目を潰れるかもしれない。

 前走の着順では1~3着馬30頭中26頭が「前走5着以内」。秋の古馬中長距離路線のGI緒戦ということもあって、休み明けの馬もよく絡んでおり、2ヵ月以上の休み明けが〔4.5.5.38〕という成績。

 素直に考えるならやはり毎日王冠の上位入線組から買うのが自然。エイシンヒカリディサイファイスラボニータの1~3着馬。その他では減点材料がなかったサトノクラウン。堀厩舎の休み明け成績は通算のパーセンテージとほぼ変わらない成績である。つまり休み明けでも勝負になる仕上げが可能な厩舎ということ

 ショウナンパンドラは実績のないオールカマー組に加え、東京芝での実績にも乏しい。だが、前述のように前走のオールカマー1着を「古馬混合の芝2000m戦のGII」に見立てるのなら買える。宝塚記念で2~3着だった馬は同年の天皇賞(秋)では〔2.2.2.6〕と複勝率5割というのも心強い。

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