今年初の★8つ女子が誕生、その名もルフォール ドゥラメンテの堀厩舎、来年は牝馬で二冠?

【優馬2歳馬チェック】
父キングカメハメハ、母の父サンデーサイレンス。数多くのチャンピオンを生み出してきた鉄板の配合。二冠馬ドゥラメンテを送り出した堀厩舎のルフォールもその1頭だ。関西の名門、池江寿厩舎からはダノンシャルマンが磐石のデビュー勝ち!

優馬2歳馬チェック

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二冠馬を生んだ配合&厩舎の良血馬 ルフォール

11/1(日) 東京4R 2歳新馬 芝1600m
ルフォール 牝 馬体重:470kg
★★★★★★★★ 8点〔GIIクラス〕
騎手:岩田康 厩舎:(美) 堀
生産: 社台コーポレーション白老ファーム
父:キングカメハメハ
母:レクレドール(サンデーサイレンス)

まずまずのスタートだったが、無理せず中団に控える。道中は少し促されながらの追走で、勝負所では進路を外に選択し、後は仕掛けるだけという状態。そこから鞍上のアクションにしっかりと反応して前を差し切った。レースぶりや厩舎の馬づくりの傾向から、2000mくらいの方が良さそうなタイプであることは間違いない。今後が楽しみな一頭。

ルフォール

新馬戦を快勝したルフォールが現時点での牝馬最高点数を獲得(撮影:日刊ゲンダイ)

馬体診断

非常にまとまりの良い端正な馬体は母譲りなのだろう。パドックでは少し覇気に欠ける印象の強い周回で、踏み込みも浅く感じたが、落ち着きのある牝馬と考えれば距離が伸びて歓迎できるし、一度レースを使った効果も高いはず。ゆったりとしてクッションも利いた繋ぎからは瞬発力を感じさせる。まだ成長の余地を残しているが、スラッと伸びた脚や、気性面などを考えると距離が延びてこそのタイプ。

血統診断

母系はステイゴールドに代表されるように、今や日本を代表する牝系の1つと言っても過言ではない。母はそのステイゴールドの全妹でローズS、クイーンSと2つの重賞を勝った強豪。本馬の1歳上の兄ベルーフは京成杯勝ち、全兄クラージュドールはダートで5勝を挙げOPまで出世している。キンカメ×サンデーの組合せは数え切れないくらいの成功例があるし、同配合のドゥラメンテを二冠馬に導いた堀厩舎なら大舞台でも期待できる。

馬券の狙い目→距離適性はオークスや秋華賞といった中長距離。素質は間違いなく重賞級。

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優馬2歳馬チェック

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6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!

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