ロシアのドーピング問題を受けて「競馬と薬物」を考える
薬物問題は競馬界でも
佐賀競馬でも禁止薬物が検出された事例がつい先週あった。1着馬の尿からカフェインが検出されたのだ。こういった事件が起きた場合、原因が究明されることは中々難しいのか、船橋の川島厩舎のケースのように真相は分からず終いということもある。昔の事例を見ると、規定量の採尿が出来ずに係員が自分の尿を混入させたケースや、昨年末のピンクブーケの事例のように、飼料に誤って混入したというケースもゼロではないのだろうが…。常識的に考えると、上位に入線すると確実に発覚するのが分かっている以上、関係者が意図的に与える可能性は低いはず。いずれにせよ、真相解明こそが信用の回復の最短ルートであることに違いはない。
件のピンクブーケ
さて、新馬戦で1着に入線するも失格となってしまったピンクブーケだが、骨折のキズも癒えて未勝利の身ながら福島の500万下で復帰。そこで見事に2着に好走した。この福島開催ではタツゴウゲキ、テンカイチといった未勝利の馬が500万を勝っている。晩成ステイヤー血統冷遇の時代、ローカル開催で未勝利馬が出走できる可能性があるというのは、最後の望みでもある。厳しい競争社会は百も承知だが、こういった馬達が成長に合わせてレースを使うことのできる仕組みなどはもう少し整備されても良いのではないだろうか。それは競走馬に対する薬物問題の本質部分とも決して無関係ではないはずだ。
オールカマー「26万」神戸新聞杯「16万」的中
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