エリザベス女王杯の高UK値馬は… 編集長が今週も4重賞にチャレンジ
【優馬編集長日誌】
先週はアルゼンチン共和国杯を仕留めましたが、直後のみやこステークスで もっていかれてしまいました。今週はエリザベス女王杯。東京・京都だけでなく福島でも重賞レースが行われます
まずは先週の “おさらい” から
5日の当欄では7、8日の4重賞における高UK値馬を取り上げたが、大きくピントが外れていた結果でもなかったのでホッとしている。7日の京王杯2歳ステークス(東京)ではシャドウアプローチが3着、同じく7日のファンタジーステークス(京都)ではキャンディバローズが1着。8日のアルゼンチン共和国杯(東京)では名前をあげた3頭(ゴールドアクター、メイショウカドマツ、レーヴミストラル)が1、2、3着と結果を出してくれた。みやこステークス(8日・京都)のアスカノロマンが馬券に絡んでくれれば…だったが(4着)、アスカノロマンが11頭立ての8番人気だったことや人気馬が壊滅したレースだったことで お許し願いたい。取り上げた馬の全てが馬券になったわけでもないから どの馬の高UK値を評価するかは今後とも吟味の必要があるが、すてたものでもないなと思っていただければ幸いである。ちなみに私自身の収支は みやこステークスが厳しい結果となり “トントン”。結果からいうと重賞レースにおいてはアルゼンチン共和国杯が勝負だったか。
今週も2日間で4重賞
今週は14日の土曜に武蔵野ステークス(東京)とデイリー杯2歳S(京都)、15日の日曜に福島記念(福島)とエリザベス女王杯(京都)の番組が組まれている。先週は大恥をかかずに済んだが今週の結果は…。恐れずに先週に続いてUK値からの注目馬を述べたいと思う。
レース名の下にある馬名は前5走以内に高UK値をマークしている馬。ただし、走る距離の±200mに限定している(先週と同様)。登録段階のものであるため、名前をあげた馬が実際に出走しているかは当日の紙面等でご確認ください。
武蔵野ステークス【ダート1600m】
ゴールデンバローズ(5走前)
ノンコノユメ(2走前、3走前)
モーニン(前走、4走前)
ノンコノユメの2走前は重賞での高UK値だけに価値が高い。だが、今回は休み明けとなる。これが どう出るか。一方、モーニンは いまだ負け知らずの4戦全勝馬。高UK値の2走は条件戦(1600万特別と未勝利戦)だが、そもそも重賞を走っていないのだから重賞の高UK値があるはずもない。未知の魅力ではノンコノユメ以上の評価もできる。
ゴールデンバローズの高UK値は500万勝ちでのものだが、当時0.6秒差をつけられた2着馬はノボバカラ。ノボバカラはノンコノユメの2走前、重賞のユニコーンステークスで勝ち馬ノンコノユメに0.4秒差2着だった馬だ。3連勝後に3連敗の成績が気になるが、中間の休養で立ち直ってきているようなら形勢逆転まで。穴っぽいところでは前走が高UK値に近かったチャーリーブレイブ、同じく3走前が高UK値に近かったタガノトネール。
大穴では初ダートのセカンドテーブルに注目している。高UK値はないが、血統面からダートで化ける可能性が。あくまで可能性だが。
デイリー杯2歳ステークス【芝1600m】
シュウジ(2走前)
ノーブルマーズ(前走)
メイプルキング(前走)
シュウジとノーブルマーズの高UK値はオープン戦でのもの。素直に信頼か。メイプルキングは先週の当欄でも名前をあげたが、京王杯2歳ステークスは回避。まだ1戦のキャリアだが、その1戦が高UK値なら個人的には魅力十分。また、同じ1戦1勝馬なら初戦で高UK値に近い値をマークしたエアスピネルも。その高UK値に近い値は今回と同じ1600mでのものだった。
もう一頭、今回と距離が400m違うが、ラハトケレブは2走前に高UK値。レコードのおまけつきだった。
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