波乱あります東スポ杯　ダノンザキッドらの状態に疑問符で、穴馬２頭が浮上

東京スポーツ杯２歳Ｓ：とっておき穴馬

全場フルスイング　板子ＴＭ
モリノカンナチャン
「札幌の３戦目で勝ち上がり。それぞれの走破時計自体は目立つものではないですが、デビュー戦で上がり３３秒６と脚力は十分に示していました。休み明けを挟んだ前走はアルテミスSへ重賞挑戦し、結果は８着でも勝ち馬とは０秒８差。スタートで出遅れて大外枠から外々を回すロスがありながら、最後までしぶとく脚を使って３３秒５でまとめたのは能力の裏付けと見ます。上位人気と目される馬たちが本当に良い状態と言えない現状でもあり、チャンスは十分と見ました」

推奨穴馬のモリノカンナチャンは紅一点の存在

炸裂！穴の◎ビーム　編集・木谷
タイトルホルダー
「中山での新馬勝ちで、それもスローペースでの逃げ切り勝ちですから、一見するとこの舞台では取っつきにくい印象を抱きがちですが、その新馬戦は字面や数字以上に強い勝ち方でした。４角で並ばれて直線で再び突き放すレースぶりや、柔らかくてバネの利いたフットワークから、瞬発力を備えてそうですし、戦法的には控えてもＯＫのタイプですね。少頭数の東京戦、人気馬は軒並み待機策で勝ち上がってきた馬ですから、前々で運んで切れ味を生かす形がハマるとみています。ドゥラメンテ産駒初の“タイトルホルダー”はこの馬かもしれませんよ。頭数やオッズを考えると、馬券は３連複や３連単にして軸固定で勝負したいですね」