フェアリーＳは「何が起きても不思議はない」 血統適性バツグンで“買い”の馬

フェアリーＳ：とっておき穴馬

中山初日の馬連回収率第１位　編集・木谷
アトミックフレア
「ほとんどが１勝馬というメンバー構成で、例年通り何が起きても不思議はないレースですよね。新馬勝ち直後の馬でも十分にチャンスがあると考えて問題ないですし、阪神のマイル戦で牡馬を相手に勝ち切った、という点でみてもチャンスは十分です。その新馬戦は好位から完成度の高いレースぶりでシッカリとした走り。小柄ですが中山の急坂もＯＫでしょう。ドゥラメンテ産駒は中山のマイル戦との相性も良いですし、母父バーリは欧州のマイルＧI馬ですから、今の中山の馬場も合うハズです。２枠３番の好枠を引けたのも大きいですね。馬券の相手は手広く考えたいですが、東京マイルで新馬勝ちのタイニーロマンスも気になる存在なので、ここは少し厚めに買っておく予定です」

阪神マイルでデビュー勝ちのアトミックフレア

穴のセールスレディ　西田ＴＭ
ファインルージュ
「前走は相手や展開に恵まれたことは確かですが、それでも終い鋭く伸びて２馬身差の完勝。気性や口向きの悪さなど、まだ子供っぽい面が抜けていないと、陣営は評価していますが、それで結果を出してきているのは潜在能力の高さゆえでしょう。今回は距離がさらに１ハロン延びますが、ルメール騎手ならもたせてくれるはずですし、右回りも全く問題ない馬。重賞とはいえ一長一短のメンバーだけに、不安よりも期待の方が大きいですね。馬連・ワイドの軸として手広く買ってみたいところです」