動き「明らかに違う」激穴馬　京成杯は大波乱もあり得る？

京成杯：とっておき穴馬

炸裂！穴の◎ビーム　編集・木谷
ブラックロータス
「５６０キロ台という数字が示す通り、初戦は明らかに余裕残しに映りました。案の定、レースでは辛勝でしたが、今回は追い切りの動きが明らかに違いますから、相当な上積みがあるとみていいでしょう。４角でダートに少し脚を取られるような場面がありましたし、馬体重の割にスラっと見せるシルエットからも、芝替わりはむしろ良いと思えます。父アメリカンファラオの産駒はダノンファラオ（ジャパンダートダービー）がいますが、海外ではヴァンゴッホ（欧州最優秀２歳牡馬）など、芝での活躍が目立ちますし、底知れない可能性に期待してみたいです。馬券は単複メインでビシッと決めたいですね」

巨漢馬ブラックロータス(左)は追い切りでの動きが「一変」

陣営の感触良し　守屋ＴＭ
プラチナトレジャー
「前走の東スポ杯２歳Ｓは、直線一旦ダノンザキッドとタイトルホルダーに離されかけたものの、渋太く伸びて４着に食い込んだ。前述の２頭が次戦のＧIホープフルＳで１・４着なら上々の内容と言っていいだろう。中間は放牧に出しここへ備えたが、最終追い後の国枝師は上機嫌で“シッカリ動けていたし好仕上がりだよ”と第一声。確かに、前走時まで“調教は地味なタイプで、そこまで動けない”と話していたのだから、後ろから追走する古馬に並ばせることなく余力十分に先着した内容に満足いくのにも納得がいく。“初戦はコーナーで外に張るところを見せたが、成長した今なら大丈夫と思う。ほかも全部１勝馬でしょう？これならチャンスは十分”とのこと。状態面の良さや前走のレースレベルを加味した上で、勝ち負けになると踏んだ」